建築都市局
更新日:2025年6月12日
建築都市局長 休場 理夫
このような考え方で組織を運営します
- 「堺市基本計画2025」での取り組むべき方向性、「堺市都市計画マスタープラン」に示した都市像の実現に向け、快適な都市生活と機能的な都市活動を確保し、すべての人が暮らしやすい持続可能な都市の構築を図るため、その基礎となる良好な都市空間の形成に取り組みます。
- これまで進めてきた都心部、都市拠点等の拠点を中心とした都市機能の集積と時代に応じた交通ネットワークの構築をより一層進めます。
- 環境問題や大規模災害の頻発化を踏まえ、環境負荷の少ない脱炭素都市、安全・安心して暮らせる都市の形成を進めます。
- 住みたい・住み続けたい、訪れたい、働きたい都市として選ばれる都市をめざし、堺の個性、魅力を活かして、暮らしの魅力や都市の存在感を高めます。
- プロジェクトの推進に当たり、近年の技術革新、生活スタイルや経済活動等の時代の変化を踏まえつつ、できるところから手掛け、環境の変化に対応しながら段階的に進めます。
- 持続的な都市の形成を進めるため、変化を恐れず挑戦し創造し続ける職員の育成と、職員がやりがいと成長を実感できる組織運営を図ります。また、技術系職員の技術力の向上や円滑な継承を行うため、スペシャリスト人材の活用等により、各種事業の実行性や機動性を高めます。
- 組織のスリム化により、組織間の円滑な調整や意思決定の迅速化を図り、効果的かつ効率的に業務を推進します。
このように行財政・構造改革に取り組みます
- 将来の税源涵養につながる新たな投資(開発、土地活用等による税の増収)の呼び込みを行います。
- 市有地活用の推進と売却を行います。
- 施設の効果的な管理運営について、指定管理者制度を活用しながら推進します。
- 「堺市職員ワーク・ライフ・バランス計画」の目標達成に向け、業務効率化により時間外勤務を縮減し、人件費を抑制します。
このように適正な事務執行の確保に向けて取り組みます
- 過去に発生した個人情報に係る事務処理誤りや、包括外部監査や定期監査などの意見、指摘等を踏まえ、各事務事業について、定期的に点検強化の取組を実施するほか、事務処理マニュアルに沿った手順等の確認の徹底を図ります。また、「不祥事根絶に向けた職員行動方針」に基づき、全ての職員が不祥事等を我が身のこととして捉え、不祥事等を起こさないよう主体的に取り組み、活発なコミュニケーションが取れる風通しのよい職場環境の形成に取り組みます。
今年度は特に以下のことについて重点的に取り組みます
- 拠点が相互に連携した集約型都市構造の形成や土地利用の適正化、また、時代に応じた交通ネットワークの形成、公共交通の利用促進及び脱炭素型の交通手段への転換等、持続可能な脱炭素都市に向け、活力あふれる都市、 住みたい・訪れたい・働きたい魅力のある都市の取組を進めます。
- 市有施設において高気密・高断熱や高効率空調・LED照明等の省エネルギー設備の導入等脱炭素化を推進し、持続可能な都市の形成に取り組みます。
- 都市計画法や建築基準法等に係る制度を時代の変化を踏まえながら適切に運用し、市街地の環境保全、安全な建築物のストック形成等、良好な都市基盤や空間形成を進めます。また、立地適正化計画を踏まえた、持続可能な集約型都市構造の実現に向け、容積率緩和制度等を運用するためのガイドライン策定に取り組みます。
- 都心部の活性化に向け、堺東エリアでは、瓦町公園周辺ゾーンの市街地整備に向けた取組を進めます。また、南海高野線の連続立体交差化、今後の周辺市街地の変化や交通環境等を見据え、堺東駅街区の整備の方向性を検討します。
- 堺駅・堺旧港エリアでは、ポルトマーレとの連携、海上交通等、万博の機運を活かした堺旧港の認知度向上や民間活力による親水護岸等の交流空間の創出等、多様な人が集う魅力的な海辺の空間形成に取り組みます。
- 中百舌鳥エリアでは、「イノベーション創出拠点」の実現に向け、産学官からなるコンソーシアムの活動促進や中百舌鳥駅前北側広場の活性化に係る民間施設整備等の取組を進めます。また、大阪メトロ等と乗継改善に向けて取り組みます。
- SMIプロジェクトにおいて、堺都心部と美原をはじめ市域東部を結ぶ拠点間ネットワークを構築し、人流の活性化、公共交通の利用促進等を目的に、堺都心部と美原を直通で繋ぐ「SMI美原ライン」の本格運行に向けて取り組みます。
- 「さかい 魅力・安心 住まいプラン」に基づき、市営住宅の建替事業や効率的な管理運営、マンション管理の適正化や建替え支援等、良質な住宅ストックの形成・活用を進めます。
- 津久野駅周辺においては、都市機能更新に向けた機運醸成や合意形成等、地元主体の活動の支援を継続します。併せて往来環境改善や市街地住宅の更新に向けて関係者と協議・調整に取り組みます。
- 環濠エリアでは、公民連携による豊かな歴史文化資源の利活用や歴史的まちなみの保全、民間活力による元堺消防署の活用に向けた取組等、環濠エリアならではの特別感のある空間形成に取り組みます。
- SMIプロジェクトにおいて、深刻化するバス運転士不足に対応しつつ、都心部の便利・快適な移動環境の構築に向け、自動運転等新技術を活用・導入した車両と、待合環境・休憩スペース、次世代モビリティとの結節機能、情報発信機能を有したバス停と一体的に整備する「SMI都心ライン」の推進に取り組みます。
- 類いまれな歴史資源を有する環濠エリアを縦断し、堺市と大阪市の両市を結ぶ大阪府下唯一の路面電車である阪堺線の利便性・安全性の向上、利用者拡大策の取組を検討します。
- 堺都心部における市街地や交通環境の変化等、おおむね20年後を見据えた都心交通のあり方を検討します。
- 堺市住宅・建築物耐震改修促進計画に基づき、住宅や緊急交通路沿道建築物等の耐震化を促進し、特定建築物等への定期報告制度を活用した防火・避難安全性能の維持へ取り組みます。また、盛土等による災害を防止するための対策を進めます。
- 大和川高規格堤防整備事業と土地区画整理事業等を活用した一体整備を実施し、市民の安全・安心で快適な暮らしの早期実現を図ります。
- 市有建築物の整備においては、事業部局等と連携し、施設整備を行い、建物の長期的な利用価値を維持するために、企画設計から施工、完成後の維持管理まで、各段階で品質確保の取組を進めます。
- 空き家の利活用促進と発生予防のため、子育て世帯等の定住支援事業の利用促進や相談支援体制の強化等、総合的な空き家対策を関係機関と連携して実施し、良好な住環境を形成します。
- 倒壊等の恐れがある空家等は、特定空家等として危険性除去に取り組みます。また、管理不全な空家等の適切な維持管理を促進するため、空家特措法に基づく取組に加え、利活用や修繕等の措置が進まない要因に応じ、法律等の相談窓口の情報提供等を行います。
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