人事委員会事務局
更新日:2025年2月26日
人事委員会事務局長 香山 慎治
このような考え方で組織を運営します
人事委員会は、任命権者から独立した中立的な立場で人事行政を行う専門機関です。同事務局は、人事委員会の決定を受け、公正な職員採用試験を実施し、職員の給与や勤務条件等人事管理上の課題に対処する等、人事行政に関する事務を適正に行います。
○HP・SNS・Web説明会等さまざまな手段を用いて情報発信し、将来の市政を担い、本市の持続的な発展を支える有為な人材を確保します。
○地方公務員法第14条の「情勢適応の原則」を踏まえ、人事院等と統一的に「職種別民間給与実態調査」を実施し、職員の適正な給与等のあり方を市長及び市議会に報告・勧告します。
また、適正な勤務条件及び良好な職場環境の形成に向け、職員の労働基準監督機関の機能を果たします。
このように行財政改革に取り組みます
見直しを行った職員採用試験の着実な実施と更なる業務改善等を行い、時間外勤務を削減し、職員の仕事と家庭の両立を実現します。
このように適正な事務執行の確保に向けて取り組みます
過去に発生した事務処理誤りを踏まえ、チェックシートの項目に沿って着実に事務を進めるほか、定期的に点検強化の取組を実施します。
今年度は特に以下のことについて重点的に取り組みます
本取組は、社会の採用環境の変化や受験者ニーズを的確に捉え、本市の将来を担う有為な人材を確保することを目的とします。この取組では、受験者の人物評価を重視する観点から、面接試験に従事する職員のスキル向上に資する研修を効果的に行います。
また、一貫した人材マネジメントを進める観点から、人事当局との連携を強化し、職員の組織への愛着心を高め、定着率や生産性の向上を図ります。
その目的の達成に向け、以下のことを実施します。
【新たな受験者層の確保】
民間企業志望者や社会人でも受験しやすい試験(SPI3)を5月実施の大学卒程度及び資格免許職等の試験区分、9月実施の社会人や障害者対象選考等の試験区分で用います。また、技術職を対象に全国のテストセンター又はオンラインでの受験とすることで、受験しやすい環境を整えます。
今年度は、社会人区分の土木職については、5月と9月の年2回試験を実施し、積極的に技術職の確保に取り組みます。新たな受験者層の確保に向け採用試験を円滑に実施し、事業内容の効果検証及び次年度に向けた課題整理を行います。
【採用試験の広報戦略】
さまざまな広報媒体を活用し、本市で働く魅力ややりがいを効果的に発信します。特にSNSでは受験者が市の業務を視覚的に理解できるよう工夫します。また多様な働き方の支援やキャリアデザインをイメージしやすい情報を発信します。
民間や他市と競合する技術職(土木・建築等)や専門職(社会福祉職等)確保のため、大学等への直接的なアプローチを強化します。また、職員との個別面談を実施するなど、受験者のニーズに沿った情報提供を行います。
本取組は、労働基本権の一部が制約されている市職員の給与や勤務条件、職場環境等を適正化することを目的としています。
その目的の達成に向けて、地方公務員法の規定を具現化するため、人事院や都道府県、政令指定都市等の人事委員会と共同で「職種別民間給与実態調査」を行います。より広範に民間事業所の給与実態等を把握して、職員の給与に関する報告・勧告と、人事管理に関する報告を行います。その内容や仕組は、市民の理解を得られるよう、当委員会のホームページ等によりわかりやすく広報します。
また、働き方改革が進む中、本市における労働基準監督機関の機能を果たすべく、適正な勤務条件の確保と良好な職場環境の形成に向け必要な改善指導を行います。
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ
このページの作成担当
