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消防局

更新日:2023年8月1日

消防局長消防局長 新開 実

このような考え方で組織を運営します

市民の皆さまの生命、身体及び財産を様々な災害から守り、被害を軽減するため、消防職員一人ひとりが高い倫理観と強い使命感を持ち、皆様から「信頼」される消防局となるよう職員一丸となって、安全で安心な都市の形成を推進します。加えて、高度な知識・技術を有する時代のニーズにあった即応性のある組織体制の構築に取組みます。

このように行財政改革に取り組みます

市民への防火防災に関する啓発業務の効率化と災害時の共助を担う人材を育成することによる消防力の強化を目的とし、民間活力の導入と拡充を行います。

今年度は特に以下のことについて重点的に取り組みます

南海トラフ地震等の大規模な自然災害の発生が危惧されている中、防災拠点として有効に機能する施設整備を行い、市民の安全と安心の確保をより一層推進する消防組織体制を構築します。

(1)堺消防署の移転整備

堺消防署の移転整備に伴う建設工事に着手します

(2)北消防署の建替整備

北消防署の建替えのため、北消防署建替事業基本計画を策定します。

(3)消防の広域化

近接する市との消防指令業務の連携・協力により、災害情報を一元管理することで、消防相互応援協定に基づく応援体制の強化及び行財政面での効果を実現します。
 

高齢化の進展や新型コロナウイルス感染拡大に伴う救急需要に対し、さらなる救急体制の充実を図り、救命率の向上を目指します。

(1)新型コロナウイルス感染症患者等の搬送・移送体制の強化

新型コロナウイルス感染症患者等の搬送・移送に必要となる感染防止衣やマスク等の備蓄を行い、感染急拡大に伴う救急需要に備え臨時救急隊編成計画を策定します。また、保健所と事前協議し、民間救急事業者との連携や保健所への職員(救急救命士)派遣等により、円滑な搬送・移送体制に繋げます。

(2)まちかど救急ステーション事業の推進

AEDを設置している施設を登録し、設置場所を市民に情報提供する「まちかど救急ステーション事業」の登録施設の増加を図り、市民の方々によるAEDの使用を促進することにより、救命率の向上を目指します。

(3)「救急安心センターおおさか・#7119」の普及啓発

病院に行ったほうが良いか、近くの病院はどこか、救急車を呼んだ方が良いか等、市民の方々が迷った場合に24時間365日利用いただける「救急安心センターおおさか・#7119」の普及啓発等を推進します。

社会構造の変化等に伴い大規模、複雑化及び特殊化する災害事案に、より迅速かつ的確に対応できる消防部隊の構築と災害時の情報収集力を充実することにより、警防体制を強化します。

(1)災害対応能力の向上

堺市総合防災センターを活用した各種訓練等や外部機関における研修を実施し、指揮・安全管理体制をはじめ、各隊及び隊員個々の専門的かつ高度な活動能力の向上を図ります。また、計画的な消防車両等の更新及び既存防火水槽の長寿命化を図り、地震等の大規模災害時における有効な水利確保を推進し、消防力の充実強化を図ります。

(2)Net119の推進と情報収集体制の充実

音声による119番通報が困難な方が円滑に行えるよう、「Net119緊急通報システム」への登録を促進します。また、通報者からスマートフォンで現場映像等を送信できる「119映像通報システム」を導入することにより、情報収集力の向上を図ります。

市民の生命や財産を火災等の災害から守るため、地域防災力の向上及び住宅防火対策を推進します。また、南海トラフ地震等の発生が危惧されている中、人命の確保、エネルギー・産業基盤の強靭化を図るため、コンビナート地域の地震・津波対策を推進します。

(1)地域防災力の向上

堺市総合防災センターにおいて、防災啓発を行うことにより、地域防災力の向上を図ります。

(2)住宅防火対策の推進

住宅火災原因の上位を占めているコンロ、たばこ、ストーブの取扱いに関する注意喚起をはじめ、電気関係(配線器具等)や放火に関する火災予防対策や住宅用火災警報器の設置と適切な維持管理に関する啓発を重点的に実施し、火災による死者の低減を図ります。また、消防法令違反がある防火対象物の早期是正をはじめ、立入検査等を通じて防火対策の徹底を推進します。

(3)コンビナート地域の地震・津波対策の推進

コンビナート地域の事業所と連携し、自主防災力の充実強化や地震・津波対策を推進します。また、危険物・高圧ガス施設における重大事故ゼロの継続をめざし、市域の安全確保に努めます。

各種教育機関等への派遣や研修、服務規律の徹底により、市民満足度の高い消防行政を実施し得る職員の資質向上に努めます。また、時代に即した働き方を推進することにより、業務の効率化を図ります。

(1)人材育成の推進

職員の専門性の向上や新しい業務に必要となる知識や技術等を習得するための各種教育機関等への研修派遣や個々の能力及び士気向上に繋がるよう、人事評価を適正に活用し、多様な人材が活躍できるように努めます。また、服務や業務に関する監察などを実施し、服務規律を再徹底します。

(2)働き方改革の推進

職員のワーク・ライフ・バランスを更に推進するため、業務の質を高めるための業務改善や柔軟な働き方の実現に向けたテレワーク (在宅勤務)を推進します。また、消防本部と消防署における会議・研修等は、積極的にテレビ会議等のシステムを活用し、業務の効率化を図ります。

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消防局 総務部 総務課

電話番号:072-238-6002

ファクス:072-223-1979

〒590-0976 堺市堺区大浜南町3丁2番5号

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