環境局

局の使命の達成に向け、次のとおり組織を運営します。

• 現在及び将来の市民が安全で健康かつ快適な生活を営むことのできる良好な環境を確保し、第3次堺市環境基本計画に掲げる『豊かな未来を築く、持続可能なまち・堺』を実現するために、気候変動、資源循環、自然共生、安全・安心の各環境分野における施策を総合的かつ計画的に推進します。
• あらゆる計画、施策、取組等にSDGsの視点を反映させ、多様なステークホルダー間のパートナーシップ強化や環境施策による社会面、経済面へのマルチベネフィットの創出を図ることにより、SDGsの達成をけん引します。
• 安全・安心で健康かつ快適な生活環境を保つため、アスベスト等の環境保全対策、ごみの適正処理、まちの美化に係る施策等を着実に実施します。

　堺環境戦略の策定は、環境問題を取り巻く国際的潮流や国の動向等を踏まえるとともに、新型コロナウイルス感染症に伴う社会変化等を見据え、2050年を目途とした本市の環境の長期的な将来像や、その実現に向けたロードマップをバックキャスティングで示すとともに、市民とのビジョン共有を図ることを目的としており、令和2年度中の策定をめざします。

　SDGsの達成には、市民や企業をはじめとしたあらゆるステークホルダーによる主体的な取組の実施が必要不可欠であり、そのためのパートナーシップ強化を図ることを目的に、令和2年度中に堺市版SDGsプラットフォームの構築をめざすとともに、ポータルサイトの構築や企業等を対象としたセミナーを実施します。

　環境負荷の少ない「循環型のまち・堺」の実現に向けて、市民・事業者などごみに関わる多様な主体との連携・協働のもと、令和7年度のごみ減量目標の達成に向けて、様々なごみの減量化・リサイクル施策を推進します。

　ふれあいサポート収集は、自分でごみ出しをすることが難しく、集積場へのごみ出しが困難な高齢者等のごみ出し支援を目的とする制度であり、令和2年6月から制度を開始し、収集実績等を分析したうえで、令和2年度中に対象要件の精査等、運用の調整を行います。