南区役所

　区役所の使命は、『住民自治と総合行政サービスの拠点』として、機能強化を図りながら、質の高い行政サービスを提供するとともに、子どもから高齢者まで誰もが安全で安心して暮らせる持続的なまちの実現にあります。
　使命の達成に向け、今年度の組織運営に係る基本的な考え方を以下のとおり定めます。
●区民が、生活の質（QOL）の向上を実感できる行政サービスの提供に向け、ICTを活用した行政手続きなどを推進し、「スマート区役所」の実現に挑戦します。
●新型コロナウイルス感染予防対策を重要なリスクマネジメントのひとつとして捉え、「時間」と「空間」の感染リスクから区役所業務を再評価し、対応方策を講じることを通して、感染拡大の抑制と社会経済活動の推進を両立した「新しい生活スタイル」を実践し、あわせて、区民に対して積極的に発信します。
●関係部局との情報共有・連携強化により区政を推進するとともに、自治連合協議会や多様な団体、事業者等との連携を強化して、次世代に向けたサービスを展開します。

●区民に、安全安心（safe）で高機能（smart）な生活を提供する、未来型の区役所「スマート区役所」の実現に取り組み、区民の生活の質（QOL）の向上を図ります。
　区役所各所属に「スマート区役所」担当職員を配置し、行政手続きなどの効率化による区民サービスの向上と職員の業務改革・働き方改革の推進を両輪として、ICT等の最先端技術の導入を検討及び実施します。

●重篤な虐待等の未然防止や子どもの権利を擁護することを目的として、市町村子ども家庭総合支援拠点に向け、関係機関及び地域ネットワークとの連携強化や、「罰によらない前向き子育てプログラム（ポジティブ・ディシプリン）」の普及啓発に取り組み、体罰によらない子育てを推進します

●南区行政の基本方針を示す「南区まちづくりビジョン」の計画期間が、今年度で満了することに伴い、次期計画を策定します。
策定にあたっては、（仮称）次期堺市基本計画を踏まえ、様々な地域課題やその解決に向けた新たな取組みを考慮し、時代の変化に対応した、今後の南区の将来像と大きな方向性を示すものとし、区民と共有し、区民と行政が協働して行動するための指針とします。