庁議議事要旨　平成26年8月5日

・財政局長　案件説明

市長
　健全な財政運営により、平成25年度決算において34年連続の黒字を確保することができた。
　ただし、経常収支比率（96.3％）が高く自由に使えるお金が少ない状況にあるため、私は常々80％台を目標とするよう言っている。
　経常収支比率を改善するためには、事務事業の選択と集中にしっかりと取り組むべきと考えている。
　人件費については見直しが進んでいるが、事務事業については徹底的に総点検する必要があり、例えば、周年事業について、慣例のグッズや記念誌を必ず作成する必要はない。本当にみんながもらって喜ぶものなのか、みんなが見る内容になっているのか、一から考えるようにしなければならない。
　そういう意味で、事務事業を総点検して、本当にこれが必要なのかどうかについて、しっかり議論してもらいたい。

産業振興局長
　歳入において、「償却資産の減価償却等による固定資産税の減少」とあるが、これは企業投資が減少しているのではなく、企業の大型設備投資による償却資産にかかる固定資産税がピーク時を過ぎたために減少しているということ。一定の企業投資は進んでいるので、家屋にかかる固定資産税や事業所税は今後も増加していくものと思われる。

文化観光局長
　現在、インターネット・ミュージアムという全国の美術館や博物館でのイベントを紹介するサイトにおいて「ミュージアム・キャラクター・アワード2014」というイベントが開催されている。これは、ミュージアム・キャラクターの日本一を決めるもので7月15日から8月29日までとなっている。
　現在、堺市博物館の公式キャラクターである「サカイタケルくん」をはじめ、38のキャラクターがエントリーをしている。
　8月5日の午前9時の段階で、富山市の民族民芸村のバン爺が1位、サカイタケルくんが2位、名古屋市の防災センターのソナエルくんが3位となっており、この三つのキャラクターが日本一を競っている。
　文化観光局では、堺市ホームページやブログ、ツイッターで投票を呼び掛けており、各局においても協力をお願いしたい。

市長
　「サカイタケルくん」の生みの親である薮内佐斗司さんも色々なところで協力をお願いしていただいていると聞いている。私も明日の記者会見で市民の皆さんに応援をお願いするので、職員の皆さんにも応援してもらいたい。