庁議議事要旨 平成25年4月2日
更新日:2013年4月4日
市長挨拶
市長
今年度第一回目の庁議にあたり、一言ご挨拶させていただく。
今朝、私は堺東駅前で駅立ちをしたが、その中で申し上げたのは、私が市長就任に際して市民に三つの約束をしたということ。一つは、市民目線で市政を総点検します。二つ目は、現場主義で市民の意見を聞きます。三つ目は、市政を見える化しますということ。
市政の見える化の中には、庁議もある。庁議は、まさに民間で言うと取締役会。私は、初めての庁議の時も申し上げたが、庁議が堺市の中で最も上位に位置づけられる合意形成の場である。
そして、庁議では形式的な手続きではなく、実質的な議論をしたい。単なる報告のみではなく、議論の場にしたいと申し上げた。市の経営を担う幹部職員として、全庁的な視点に立って活発な政策論議をして欲しい。他局の話だからというのではなく、取締役としてどう考えるのかを出して欲しい。就任当時の庁議のメンバーもほとんど入れ替わっているので、改めてこの趣旨を再確認して頂き、庁議を有効に活用して頂きたい。
その他報告事項
建設局長
阪神高速大和川線の供用開始時期などについて、ご報告させていただく。
大和川線は、三宝ジャンクションから東へ行き、松原市にある三宅ジャンクションまで全長約9.9キロメートルある。うち堺市域区間が、約7.2キロメートル、松原市域区間が約2.7キロメートルである。松原市域区間については大阪府が施行しており、堺市域区間については阪神高速道路株式会社が5.6キロメートル、残りの堺市域区間の1.6キロメートルについて、堺市が整備を進めているところ。
現在、堺市が受け持っている区間の事業進捗というのは約40パーセント、全区間については約50パーセントの進捗率である。
これまで、事業を進めている阪神高速道路大和川線全線の供用開始の時期が遅れてくることと、地元の方の工事による負担を少なくするために常磐西出口ランプの工事についてどういったものが一番良いのかということを検討してきた。
本日は、その2点についてご報告させていただく。
1つめの大和川線の全線供用開始時期については、共同事業者の3者により精査を重ねてきた。当初は、平成26年度末の完成をめざしていたが、3者それぞれの事業区間において地元調整や用地買収等の時期を要したことから、約2年程度遅れる見込みとなっている。
また、常磐西出口ランプの工事については、住民の方々への工事の影響が非常に大きく、後から施工するということで現在未着手となっている。堺市としては住民の負担軽減ということを重視し、工法の検討を行ってきたところ。
検討の結果、この常磐西出口ランプを施工するにあたっては、非開削工法で地下を掘っていく矩形シールドという工法が、一番影響が少ないと考えている。この工法は、基本的に地下での作業となるので、地元の方々が普段使われている生活道路の通行を確保できること、工事による振動・騒音の軽減が可能であること、この2点から住民の負担軽減につながるものと考えている。
また、工法については住民の方々にも説明を申し上げてきており、速やかに、この工法での工事を進めていきたい。
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