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庁議議事要旨 平成24年10月16日

更新日:2012年12月19日

案件1 平成25年度当初予算編成について

  • 財政局長 案件説明

芳賀副市長

 資料(「平成25年度の予算編成について」3ページ参照)にも、「政策立案等のすべてを外部委託する、いわゆる「丸投げ委託」は認めない」との記載があるが、政策立案のための調査・研究などをどこまで委託すべきかは各局で十分議論してほしい。
 委託した結果に基づいて業務を実施するのではなく、むしろ政策を考える段階から職員がやるべきである。
 調査・研究業務について、包括的に委託することのないよう、局長をはじめ管理職でしっかり精査をし、本当に必要な部分に限って予算要求をしてほしい。

市長

 今回の予算編成において重点を置いているのは、「区局連携」である。
 各局の予算の中にも、各区や各地域に関係する事業がたくさんあるが、それらは地域で様々な意見を聴いている市長調整監(区長)の意向も十分反映しながら予算要求してほしい。
 また、文化観光拠点の整備や市民会館の建替えといった大規模な事業には、当然ながら費用対効果が求められる。各事業でも、きちっと費用対効果を算出するという習慣をつけてほしい。
 文化観光拠点は15万人から20万人の訪問者数を想定して経済波及効果を算出しており、目標となる訪問者数の達成方法などを具体的にしていくことが求められる。他の事業についても、そういった点を明確にしていく必要がある。
 それと、今まで原則としてきたことが、原則でなくなっていると感じることがある。
 例えば資料一つをとってみても、カラー印刷の資料が多くなってきている。市民に配布する資料などカラー印刷が必要なものもあるが、庁内で使用する資料は全てモノクロ印刷するという原則を貫いてほしい。各区のタウンミーティングでも、必要以上に費用がかかっている部分があるのではないか。タウンミーティングは、市長、区長と住民の皆さん方との意見交換会であるという原点からすると、そんなに費用をかける必要はないと思う。必要以上に立派な椅子をわざわざ用意したり、豪華な看板を作る必要はない。簡素化できるところは簡素化してほしい。そういった気持ちで全ての事務事業を再度見直したうえで、予算要求してほしい。
 非常勤職員などの非正規職員の配置についても、「無駄なところがあるのではないか」と言われている。正規職員はもちろんのこと、非正規職員の配置についても、きちっとチェックし、見直してほしい。

その他報告事項

総務局長

 特定の分野において幹部職員を外部から募集する。今回募集するのはシティプロモーション、人材育成、市有財産利活用、法務の4つの分野で、それぞれの分野の専門家を募集する。
 シティプロモーションについては部長級、人材育成及び市有財産利活用については課長級、法務(弁護士)については課長補佐級ないし係長級での任用を予定している。
 民間の発想や感覚、また専門性を持った人材を登用することにより、職員が刺激を受け、ノウハウを吸収するなど、育成にもつながればよいと考えている。
 今後のスケジュールだが、申込受付は11月1日から30日までとし、12月上旬に一次選考を実施する。その後、二次選考を12月下旬に実施のうえ、1月中旬に最終選考を実施し、平成25年4月1日付けで任用する予定。
 また、募集要項を10月22日から堺市役所本庁、各区役所、東京事務所で配布する予定で、ポスターの掲示やチラシの配布なども行う。堺市をPRするよい機会になると思うので、各局においてもPRの協力をよろしくお願いしたい。

市長
 大阪市や大阪府と違い、堺市は基本的に有能な方を組織マネージャーとしてでなく、業務のスペシャリストとしてお迎えし、その方々の知恵やノウハウを組織で共有していきたい、そして組織風土を変えていきたいと考えている。
 それによって組織体制をきちっと確立し、よりスリムで効率的な組織にしていくことを狙っており、是非そういう観点により有能な人材を獲得したいと考えている。
 皆さんも、この幹部職員の公募を積極的にPRしてほしい。

芳賀副市長

 今後も様々な職種や部門に活用していくことになると思うので、優秀な人材を獲得するために、多方面へ積極的にPRしてほしい。
 募集する以上は、我々の希望するような人材が多く応募いただけるような幅広い周知をしないといけない。そのためには、ホームページによるPRだけでなく、希望する人材に見てもらえるようなところにも積極的にPRし、この制度が是非成功するようにしてほしい。

市長

 7区でタウンミーティングを開催したが、非常に良かった。
 色々な生の意見が聴けたし、議論も百出で厳しい意見もあった。地域の課題として参考になる意見もあった。今後も、地域の方々からの声に真摯に耳を傾けなければならないと思った。
 職員の皆さんも、そういう地域の声に真摯に耳を傾け、市政を発展させていかないといけない。
 「2年に1回くらいの開催では少ない。もっと開催してほしい。」というご意見や、「もっと意見交換の時間を取ってほしい。」というご意見もあった。そういった要望にできる限りお応えできるよう、後半に開催した区では、企画部長からの「堺・まちづくりGPS作成の趣旨説明」を割愛し、意見交換の時間に代えさせていただいた。
 市長と区長に「直接意見を言いたい」という市民の皆さんのご意見をお聴きでき、良かったと思う。
 区長だけではなく局長の皆さんも、様々な機会を捉え、地域の皆さんの生の声をお聴きするようにしてほしい。

市長公室長

 各区のタウンミーティングだが、前半に開催した南区、中区、美原区の模様を動画で配信しており、堺市ホームページからご覧いただけるようになっている。他の区も順次配信していく。

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