庁議議事要旨 平成24年2月7日
更新日:2012年12月19日
案件1 平成24年度組織改正(案)について ・・・総務局
- 総務局長 案件説明
芳賀副市長
これまで要員管理計画に基づき、相当数の正職員を削減してきている。平成24年度は、市立堺病院が地方独立行政法人に移行することによって、かなりの職員数が減ることになる。それに比べ、依然として組織が細分化され過ぎていると感じている。
そういうことも含めて、平成25年度にはもっと大胆に組織の統廃合をしていかないといけないと考えている。引き続きよろしくお願いしたい。
市長
組織の一番基本的な単位は課である。課の機能をどう活性化するかというのは、堺市の組織における重要な課題である。そして課として、どの規模が適切なのかというのをよく考えていかなければならない。あまりにも人数が少ない場合は、本当に課として成り立つのか議論していかなければならない。
また、同じ課の中でも、全く異なる業務をしているような場合もあり、適切に再編、統合もしていかなければならない。課のあり方について、どのような規模、業務内容が適切かということを次年度の問題として考えていただきたい。
案件2 平成24年第1回市議会(2月議会)付議案件について ・・・財政局
- 財政局長 案件説明
東区長
公共施設等特別整備基金や区民まちづくり基金を取り崩す際の対象事業は特定されているが、今回の減債基金の取崩しの対象は何か。
財政局長
平成23年度予算では、市立堺病院の地方独立行政法人化に伴って、第三セクター等改革推進債を140億円程度発行している。その償還が平成24年度から15から16億円必要となり、その経費について、減債基金を取り崩して対応するもの。
市長
この2月議会で、「大阪にふさわしい大都市制度の推進に関する条例案」を、大阪府、大阪市と共同して提案しようという申入れを、大阪府知事、大阪市長から受けた。
先日の金曜日(2月3日)に、知事、市長と会談を行い、堺市としては、この条例で規定する協議会に参加すること自体が、堺市を特別自治区に分割するということに繋がるのではないかという危惧があるので、今回は提案を見送るということを申し上げてきた。
土曜日に様々な報道があったが、日頃、市のホームページや議会で私が答弁している真意を、局長の皆さんには十分理解していただきたい。
政令指定都市・堺をいかにして発展させるのかということを、局長及び職員一丸となって考えていかなければならない。そういう意味で、大阪府の広域に関わる事業については、堺市も連携する必要がある。市としては、これからも住民の意向を踏まえて、基礎自治体としての機能を活用して、より幅広く施策、事業を行っていきたいと考えているので、よろしくお願いしたい。
その他報告事項
建設局長
コミュニティサイクルの利用促進等について報告する。
現在コミュニティサイクルのサイクルポートを、南海高野線堺東駅、南海本線堺駅、JR堺市駅と百舌鳥駅の各駅付近4箇所に設置している。利用率は、平成22年9月の運用開始から、徐々に増加している。しかし、平成23年12月分の利用は全450台のうち、241台に留まる。利用率は53.6パーセントと、決して高いとは言えない。
今回、さらなる利用促進のため、堺市役所向かいの博愛ビル前の歩道上に40台、堺伝統産業会館前に4台の個別ラック式のサイクルポートを設置する。特に博愛ビル前は、非常に目立つ場所であるので、PR効果があるものと考えている。
あわせて、利用料金の一部値下げを行う。具体的には、3ヶ月定期利用について、1割程度を値下げする。また、一日利用の5回分チャージ料金を、1,500円から1,000円に値下げをする。
また、利用時間帯について、一日利用の場合、翌日午前1時までが返却期限であったのを、翌日午前10時までに延長することで、利用者が家まで乗って帰って、翌朝に返却することができるようになる。
その他、阪堺線とのアクセス向上「サイクル&ライド」を図るために、阪堺線利用者を対象とする路上駐輪場17台分を、妙国寺前駅付近に整備する。利用料金は無料。
2月からサイクルポート及び駐輪場の工事を開始。3月末に竣工。駐輪場は4月1日から、サイクルポートは4月中旬から供用を開始する。
市長公室長
個別ラック式とは、どのようなものか。
建設局長
現行は、駐輪場にゲートを設置し、自転車がゲートをくぐる時に利用者カードをかざして出て行くもの。多くの台数のコミュニティサイクルを置くことが可能。
今回は、一台ごとに鍵とカード読み取り機を設置する。
上下水道事業管理者
阪堺線とのアクセス向上「サイクル&ライド」をされるということであるが、これは妙国寺前駅をパイロット事業として整備し、今後拡充するということか。
建設局長
そのとおり。利用状況を見ながら、阪堺線の他の駅に進めていきたいと考えている。
市長
阪堺線利用者のための駐輪場だが、利用者以外の者が駐輪した場合には、どういった対応を行うのか。
建設局長
路上駐輪に繋がらないように、見回りを行いたいと考えている。
往々にして駐輪場を整備し、自転車が駐輪されると、その周辺に路上駐輪されることが非常に多い。それを無くすため、撤去も含めて対応したい。
市長
あの場所は、条例で放置自転車を撤去できるとしている放置禁止区域ではないのではないか。
建設局長
そのとおり。即時に撤去はできないが、放置禁止区域外でも、警告票を取り付け1週間程度経過後には撤去している。
上下水道事業管理者
この場所を選定されたのは良いことと考える。阪堺線で、妙国寺前は比較的利用者が少ない。そこに駐輪場を設置すれば、阪堺線利用者数が増加する可能性はある。
建設局長
利用状況を見て、今後の拡充に繋げていきたい。
上下水道局長
先日報告した上下水道局の公用車への有料広告募集の件であるが、昨日(2月6日)から募集を開始した。昨日のうちに、全19台分の応募があった。
上下水道事業管理者
現在は申込みがあっても、お断りしている状態。
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