庁議議事要旨 平成23年10月18日
更新日:2012年12月19日
海外出張報告
市長
先週の韓国への出張について、主に2点話をしたい。
1点目は、光州広域市で行われた「都市環境協定2011光州サミット」に招待され、出席した。堺の環境政策について発表させていただいた。約100都市、約400人の方々が来られており、環境問題に関する非常に大きな会議であった。
2点目は、慶州市に行き、慶州の新羅(しらぎ)時代の王陵古墳を視察してきた。古墳の多いところに大陵苑(だいりょうえん)という綺麗な公園が作られており、古墳の中に入れるようにもなっている。気球にも乗り、慶州市を一望した。
帰りは釜山(プサン)市経由で帰ってきた。釜山は大きな港がある港町であり、韓国第2の都市である。神戸や横浜など国内の代表的な港をも凌ぐ釜山港の勢いを感じた。
案件1 平成24年度当初予算編成について
- 財政局長 案件説明
上下水道事業管理者
市長査定が1月中旬ということだが、2月議会の日程はどうなっているのか。
財政局長
今年の2月議会は、統一地方選挙の関係で例年より早い2月15日から始まったが、来年は例年どおりなら今年より遅くなると思われる。市長査定の時期は、昨年度とほぼ同じような時期を考えている。今年度は市長査定の時間をできるだけ多く取りたい。
危機管理監
スケジュールの関係だが、「財政課長内示」はあるが、これまでなら財政課長内示の次に財政局長内示があったと思うが。
財政局長
例年どおり、財政課長内示と市長査定の間に、財政局長内示を行いたいと思っている。特に今回は、各局長から各事業の個別事情などもよく聞きながら判断していきたいと思っている。
東区長
今年度は一律の上限を設定するなど、シーリングの考え方はあるのか。
財政局長
財政の見通しは例年と同じく厳しいが、そういう中では、シーリングという考え方でなく、できれば「ビルドアンドスクラップ」という考え方で、事業を総点検していただきたい。財政課においても内容を十分精査していく。
芳賀副市長
昨年度は、予算の見える化ということで取り組んだ結果、様々なご意見があったと思うが、改善点などはあるのか。
財政局長
見える化の過程は、今年度は当初から各局の重点項目や予算要求の考え方などについて、より分かりやすく詳細に見えるようにしたいと思う。
その他報告事項
産業振興局長
6月27日の庁議でも報告したが、首都圏での堺産品展示販売コーナーについては運営管理事業者が決まり、10月24日に東京都内で開設する予定である。開設場所は、有楽町駅から徒歩1分ほどの東京交通会館内の「浪速のええもん うまいもん 大阪百貨店」である。
10月24日11時から、展示販売コーナーの開設式を行う。市長にも出席いただく。
取扱商品だが、28事業者、120品程度を販売できることとなった。販売品については、今後も募集し、順次増やしていきたい。オープニング当日は、市内事業者による対面販売を考えている。また、オープン記念として、先着50名の方に堺のお菓子の詰め合わせセットをプレゼントさせていただく予定。
この首都圏の堺市アンテナショップにより、堺産品の知名向上や販売促進に繋げたい。また、皆さんも東京出張の折には、是非一度立ち寄っていただきたい。
もう一点、同じ10月24日13時から、東京大手町「日経ホール」において「日本のものづくりの可能性を考える」というテーマで「日経シンポジウム」を開催する。市長もパネラーで参加される。当日のシンポジウムの内容は、日経新聞の全国版に1ページ全面で11月下旬ごろ掲載予定。
市長
せっかく首都圏に堺産品の展示販売コーナーを設けたのだから、皆さんも現地に行くだけでなく、東京や関東の知り合いなどに紹介いただきたい。私も先日、大阪百貨店に行ったが、非常に賑わっている。堺のコーナーだけが閑散としているということのないよう、東京、関東の方に情報を発信していただき、多くの方が訪ねていただけるようにしてほしい。
文化観光局長
10月15、16日の両日、第38回堺まつりを開催させていただいた。今年の堺まつりの来場者は、69万1,100人ということで、前年度比5%増。約3万3千人増加したという状況。
参加いただいた方々で何か不具合や気付いたところがあれば、連絡いただきたい。その点については、来年度に反映させていきたい。
教育次長(指導担当)
東深井小学校で起きた児童の転落事故について報告する。事故の発生は10月12日午前8時10分頃。2階の廊下の窓側に学習用具入れとして利用していた金属製の靴箱の上に児童が乗って、高さ1.8メートルの窓の鍵を開けた後、振り返るときにバランスを崩し転落した。児童は、みんなのために窓を開けて、空気の入れ換えをしようという思いで上ったのではないかと考えられる。教員がすぐに急行して転落事故を発見し、119番通報し、救命救急センターに運ばれたが、午前11時頃死亡が確認された。
次に、事故後の対応について報告する。当日夕刻に全ての校園長を集め、事故の概要を説明し、緊急の対応について指示をした。もし児童が上った場合に危険である備品などは、緊急的に移動させること、危険な箇所がないか全てチェックして翌日に報告するよう指示をした。15、16日には、教育委員会の職員2名一組で152校園全ての学校園を回り、対応が済んでいるか、さらに危険な箇所が無いかについて、全て点検した。現在、教育委員会で分析を行っているところ。
保護者会については15日に開催し、324名の参加があった。同校に派遣しているスクールカウンセラーからの話の時間も設定し、子どもたちの様々な心理的動揺に対応できるように保護者の方に説明させていただいた。
教育委員会としては、安全であるべき学校で、このようなことが起こってしまったことを重く受け止め、早急な対応を考え、行動したいと考えている。
PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Adobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ
このページの作成担当
市長公室 政策企画部 政策推進課
電話番号:(調整係)072-340-0468、(企画係)072-228-7517
ファクス:072-222-9694
〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所本館4階
このページの作成担当にメールを送る