庁議議事要旨 平成23年5月31日
更新日:2012年12月19日
報告案件1 平成24年度 国の施策・予算に関する提案・要望について・・・市長公室
- 市長公室長 案件説明
田村副市長
6月下旬の関係省庁及び国会議員等への要望活動については、大阪府・大阪市・堺市で一緒に実施するが、大阪府の要望担当窓口からは、「あまり大勢にならないようにすべき」との話があった。私も必要最小限の人数で良いのではないかと思っている。
市長公室長
柔軟に対応させていただきたい。日程等について、関係局とも事前調整等させていただくので、ご協力いただきたい。
市長
どのような形式で要望するのかについては、きちんと整理したうえで実施してほしい。昨年度の大阪府や大阪市の要望書を見たら、図表など様々な資料を使用している。
要望書のみで要望しても、「~すること」と書いているだけで、根拠となるデータ等もなく、説得力のないものになる。
要望書自体はこれで良いが、特に最重点要望項目については、説得力のある資料を作ってほしい。要望の場で国会議員と議論し、好印象を持ってもらわないといけない。担当局長は留意いただきたい。
報告案件2 晴美台エコモデルタウン創出事業プロポーザル参加事業者の募集について・・・市長公室・環境局
- 市長公室長 案件説明
(質問・意見等なし)
その他報告事項
環境局長
今夏の省エネ・節電の取組みについて、各局から色々な提案をいただいた中で、現段階での取組み案について報告する。
地球温暖化防止や省エネの観点から、これまでも「堺“もったいない”プロジェクト」に取り組んでいるところであるが、今夏は、東日本大震災の影響を受け、関西電力管内においても、電力需給のひっ迫が想定される。これから報告する取組み案は、全職員が一丸となって、積極的な行動を示すことによって、市民、事業者に対し、省エネ・節電を呼びかけることを狙いとしている。
取組み期間については、夏場の電力使用のピーク期間を考えている。
電力使用量を15%削減することを大きな目標としたいと考えている。
具体的には、本庁舎における節電の取組みとしては、庁舎の省エネ化ということで、熱遮断フィルムの貼付や照明のLED化などを進めたいと考えている。
また、庁舎や機器の使い方による省エネ化としては、空調の稼働時間について、夏場は現在8時から18時30分で稼動しているものを、8時30分から18時に短縮していきたい。さらに、ノー残業デーの日は、17時30分に即時に空調の稼動を止めたいと考えている。
続いて、執務室、通路部分等にある蛍光灯の点灯本数を3分の1から2分の1程度間引くことをお願いしたい。環境局で先行して実験をしたが、20%以上電力使用量がカットできており、効果があるものと考えている。また、ノー残業デーは原則18時に一斉消灯する。
さらに、環境に配慮した勤務スタイルということで、ポロシャツと堺観光PR用Tシャツに限定して、着用することができるようにすることを考えている。また、現在ノー残業デーは水曜日だけだが、金曜日も追加したいと考えている。
また、各区役所をはじめ、学校や各出先施設も含めて、本庁舎と同様の取組みをお願いしたい。
次に、事業者や市民の皆さまへのお願いとして、特に空調での取組み等のお願いをしたいと考えている。
家庭・個人に対しては、さらに省エネを促す制度を設けていきたい。また、事業者に対しても、新たな補助制度を設けていきたいと考えている。
今後も各局から積極的にアイデアをいただき、市民・事業者にPRしていきたいと考えているので、協力をお願いしたい。
技監
庁舎のエアコン稼働時間であるが、通常時は18時まで、ノー残業デーは17時半までで構わないと思うが、残業している間はかなり暑い状態になる。扇風機等で対応することは考えているのか。
総務局長
時間外縮減及びワークライフバランスの観点から、現在はノー残業デーを設定している。
空調の稼動時間は、現在でも8時から18時30分である。残業している時間、暑いというのは承知しているが、全体として電力の使用量を抑え、節電対策をしようということであるので、ご理解いただきたい。
技監
今回の趣旨は、省エネ全体ではあるが、夏場における昼間のピーク時の電力使用量のカットが一番大きな目的と考えるが。
総務局長
ピーク時の電力使用量については、市庁舎は、既に消費電力が2100キロワット以上になると、デマンド監視により、自家発電装置に切り換えて消費電力を抑えている。電力使用量は通常昼ごろピークを迎え、1日をグラフ化すると山型になるが、市庁舎の場合は、自家発電装置への切換えにより、台形型になるように抑えている。
芳賀副市長
環境に配慮した勤務スタイルということで、ポロシャツや観光PR用Tシャツは良いということであるが、市民の方から、職員の身だしなみについて指摘されている。エコスタイルの基準を緩くしても、節度ある服装にするよう、所属長から指導していただきたい。
市長
省エネ・節電の取組みの中で一番大きいのは、事業者の方に積極的に取り組んでいただくということである。一方で、庁舎の省エネ・節電の取組みを進めるということだが、私としては、それ以上に、職員の省エネに向けての執務姿勢というのが大事だと思う。
大阪市では、消灯をして19時までしか仕事をさせないと、すでに打ち出している。今夏は、そういう仕事のスタイルに変えていかないといけないのではないか。仕事のスタイルを変えようと思うと、思い切って時間を決めて消灯するというぐらい必要ではないか。
今回の案の中で思い切ったのは、ノー残業デーをもう一日設定することと照明を消すということである。照明を消したら絶対点けてはいけないということを心掛けること。
それと、仕事は17時30分までと想定して日々出勤してほしい。私は特別職であり、定められた勤務時間がないが、前日に自分なりにどんな仕事をするかを事前に整理して勤務に臨んでいる。残業しないように、初めから自分の一日の仕事のスタイルをきちっと決めていく。管理職は特に予習、復習を家でやってこないといけない。管理職がマネジメントをして、部下の仕事のスタイルを考えなければならない。また、部下が残業する場合は事前命令を徹底すること。きちんと部下のスケジュール管理をしないといけない。
6月は議会があるため、ノー残業デーの実効性はなかなか伴わないかもしれないが、必要な人員に限って待機させていただきたい。
今回を機に仕事のスタイルを変えていただきたい。
健康福祉局長
6月4日(土曜)11時から16時まで、被災者のつどい「つながろうニッポン 堺のつどい」を、堺市と堺市社会福祉協議会合同で開催する予定である。150名を超える被災者の方がご参加いただける予定である。
当日は、様々な行事を予定している。例えば、被災県の大阪事務所の方に来ていただき、被災者からの相談を受けていただいたり、それ以外にも生活相談、健康相談、就労相談、法律相談、こころの相談など様々な相談窓口も用意している。また、USJからキャラクターに来ていただいて、子どもたちを癒してもらうことも予定している。被災者の方に心休まるひとときを過ごしていただければ、と考えている。
市長
私も参加する予定である。関係局長にも是非見に行ってもらいたい。
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