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堺市ゆかりのアスリート スノーボード平野流佳選手に聞いてみた(インタビュー企画)

更新日:2023年12月12日

堺ゆかりのアスリートの方々にお話しを聞かせていただくインタビュー企画。今回、北京オリンピック2022 スノーボード男子ハーフパイプ日本代表の「平野 流佳」選手にお話を伺いました!
平野選手は、堺市にある「太成学院大学」に在学中の大学3年生(2022年10月現在)です。
2022年に開催された冬季北京オリンピックに、スノーボード男子ハーフパイプ日本代表として出場されファイナリストに。
同年3月に開催された日本選手権では、自身初となる日本チャンピオンに輝きました。
昨シーズンはW杯総合2位に輝くなど、まさに飛躍のシーズンとなり、更なる活躍に向けて準備をする平野選手に一問一答形式でお話しを伺いました!

また、堺市スポーツ部公式Twitter(@sakai_sports)では、フォロワーの皆さんから募集した質問に答えていただいた動画も公開しています!
そちらもぜひご覧ください!

太成学院大学に在学中の平野流佳選手(左)。同学スノーボード部顧問の髙橋清教授と。

平野流佳選手 プロフィール

平野 流佳(ひらの るか)
2002年3月12日生まれ 大阪市出身
太成学院大学(堺市美原区) 人間学部スポーツ健康学科 在籍中(令和4年10月現在)
スノーボード・ハーフパイプ種目の選手として活躍中。
主な成績
・2021-2022年:北京オリンピック2022決勝進出、ワールドカップ年間総合2位、全日本選手権優勝
・2021年:Flims Laax Falera LAXX OPEN3位、X Games SuperPipe3位
・2020年:冬季ユース五輪優勝

インタビュー

競技について

Q.スノーボードの魅力を教えてください

A.綺麗なバーン※を滑ると最高に気持ち良いです。(※滑り降りるコースの事)

Q.得意な技はなんですか?

A.スイッチバックダブルコーク1080(※普段と逆の足を前にして滑り、まず背中が前を向くように飛び出して、縦2回転、横3回転する技)

Q.試合前に必ずするルーティーンはありますか?

A.滑走前に1回大きな深呼吸

Q.一番思い出に残っているランを教えてください

A.2020年のカルガリーのワールドカップの優勝ラン

(編集注)
2020年2月に開催されたW杯カルガリー大会で優勝した平野流佳選手。
決勝では3本目に高難度の技を連発し、シーズン最終戦を初優勝で締めくくりました。

Q.オリンピック出場前と出場後で何か自分自身や周りで変化がありましたか?

A.スキー場で声をかけられるようになりました。

Q.自分自身の強みは、どこにあると思いますか?

A.器用さです。

Q.世界で戦う中で、苦労したことは何ですか?

A.食事面です。日本食を持参する工夫をしています。

Q.これまでに挫折や、競技をやめたいなどと思ったことはありますか?

A.全然上手くならず楽しくなかった時期はありましたが、上手くいかない時は別のことをして気分を切り替えたりしていました

Q.関西でスノーボードを続けるのは大変なことですよね。積雪地域に住んでいなくても競技を続けられる工夫は何かありますか?

A.冬休みなどの長期休みで上手くなれるように、集中して練習することです

Q.もし、スノーボード選手になっていなかったら、何になっていたと思いますか?

A.サッカー選手

Q.コーチやトレーナーに必要なことはなんだと思いますか?

A.平等さ

堺市とのゆかり

Q.堺市のなじみの場所や、お気に入りの場所はありますか?

A.祖父とよく行っていた極楽湯という温泉です。

Q.大阪にいるときに「これは必ずやる!」ということはありますか?

A.ラーメンを食べに行くことです。

性格について

Q.小さいころはどんな子どもでしたか?

A.究極の人見知り

Q.座右の銘はありますか?

A.努力あるのみ

Q.性格を自己分析すると?どんな人とよく言われますか?

A.おとなしい人です。

プライベートについて

Q.普段、休みの日は何をして過ごしていますか?

A.友達とサッカー

Q.ずばり、あこがれの人はどなたですか?

A.デ・ブライネ(サッカー選手)

イングランドの強豪マンチェスター・シティのサポーターという平野選手。選んだのは同チームの司令塔、デ・ブライネ選手でした。
市役所にお越しいただいた日も、早朝に同チームの試合を見た後ということで、サッカーが好きな気持ちがとても印象的でした。

Q.他のスポーツに興味はありますか?見るとしたら何をよく見ますか?そのスポーツが好きな理由もできれば教えてください。

A.サッカーです。オフェンスの連携がすごすぎて自分には理解できないプレーが多いから。

最後に・・・

Q.一人のアスリートとして、人として、今後はどのように歩んでいきたいと思っていますか?

A.これからも真面目に歩んでいきたいです。

Q.未来のアスリートたちに伝えたいメッセージはありますか?

A.諦めず頑張れば、いつか結果はついてくる。

あとがき

スポーツ部公式Twitterのチラシをもってパシャリ。オフシーズンの貴重な時期にお時間頂戴しありがとうございました。

市長との歓談の際、努力し続けたことが今の結果に繋がっていると語っていた平野選手。
競技中の真剣な表情とは違って、終始ほのぼのとした楽しい雰囲気でお話されていたのが印象的でした。

インタビューでも、「集中」や「努力」などの言葉が印象的で、諦めず努力する事の大切さを伝えてくれました。
休みの日はラーメンを食べに行くなど、等身大の大学生の一面も垣間見える素敵なインタビューになりました。

平野選手、取材にご協力いただきありがとうございました。

(取材協力)
太成学院大学、トラロックエンターテインメント

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