平成の森づくり事業
平成の森づくり事業とは
地球温暖化対策の一環として、市民と行政とのパートナーシップにより更地から新たな樹林地を創出する事業が「平成の森」づくり事業です。平成11年度に、旧建設省の新規事業として大仙公園の予定地の一角(5.1ヘクタール)が事業地として選ばれ、そのうちの約2ヘクタールが市民参加の森づくりの場となりました。
この2ヘクタールの予定地の整備に関して、市民と堺市が共にアイデアを出しあい整備していくことになり、平成11年度には、住民参加での「平成の森」づくりワークショップを開催し、「森」に関するアイデアを募集しました。さらに、参加された住民のなかで今後も平成の森づくりに関わってもらえるメンバーを募集しました。
平成12年度には、「(仮称)平成の森づくり委員会」が発足し、森の市民プランを作成し、堺市へ提出、平成の森を市民にPRするイベントの企画・運営、植樹に向けての苗木づくりや試験植栽・堆肥づくりなどを市民と行政の共同作業で行いました。
平成13年度は、「平成の森づくり委員会(仮称)」を市民主体への組織に移行させるため、組織体制の検討及び必要な準備活動の継続を行ってきました。
平成14年4月8日に上記組織が正式に「堺千年の森クラブ」となり、平成15年3月30日(日曜)には第1回「平成の森市民植樹祭」が開催されました。それ以降、毎年3月下旬の日曜日に市民植樹・育樹祭が開催され、市民と行政が良好な協力関係を維持しながら積極的な活動が行われています。
第1回 平成15年3月30日
第2回 平成16年3月28日
第3回 平成17年3月27日
第4回 平成18年3月26日
第5回 平成19年3月25日
第6回 平成20年3月30日
第7回 平成21年3月29日
第8回 平成22年3月28日
※第9回平成の森 市民植樹・育樹祭は、東日本大震災の影響を考慮し中止しました。
第10回 平成24年3月25日
第11回 平成25年3月24日
第12回 平成26年3月23日
第13回 平成27年3月22日
第14回 平成28年3月27日
第15回 平成29年3月26日
第16回 平成30年3月25日
第17回 平成31年3月24日
※第18回平成の森 市民植樹・育樹祭は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止しました。
※第19回平成の森 市民植樹・育樹祭は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止しました。
第20回 令和5年3月19日
市民植樹・育樹祭
- 内容:植樹体験、丸太切り体験、自然工作体験
堺千年の森クラブの紹介
以下に大仙公園平成の森を主なフィールドとして活動する「千年の森クラブ」を紹介します。
理念 |
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目的 | 本組織は、大仙公園平成の森において市民と行政による森づくりを進め、人と人、人と森とが支えあい、ふれあい、学びあう森づくりの輪を子どもたちに継承していくことを目的とし、堺市民が誇りうる「千年の森づくり」をめざします。 |
規約に基づいて、森の番人と2つの部会によって構成されることになりました。
会員 | 正会員・・・クラブの目的に賛同して入会した個人 | |
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賛助会員・・・クラブの目的に賛同し、支援を行う個人及び団体 | ||
森の番人 | クラブの役員のこと |
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イベント部会 | 平成の森づくりを市民の方々に知ってもらい、学習しながら楽しんでもらうためのイベントなどを企画運営する部会です。春と秋を中心に講習会・見学会やどんぐり拾いイベントなどを実施します。また、毎年春の植樹・育樹祭の企画も行います。 定例活動は毎月第1土曜日午前10時から都市緑化センターで行っています。また、同日午後1時から定例クラフト教室を行っています。 |
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調査部会 | 森づくりに必要な技術を習得する部会です。どんぐりから苗を育てたり、堆肥づくり、そして新しい森づくりのために自然の森を探訪したりしています。森の楽しさ、不思議さを教えてくれる部会です。 定例活動は毎月金曜日(第3以外)の午前9時から平成の森圃場で行っています。 |
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全体会 全体活動 |
会員は2つの部会(イベント部会、調査部会)のうち、ひとつ以上に所属します。各部会の活動以外に、クラブの会員が全体で集まり活動を行う全体会・全体活動を毎月第3日曜日午前9時から正午に平成の森圃場で行っています。 | |
会費 | 会費1,500円 (ボランティア保険を含みます) |
自然体験学習
実施目的
近年家庭や学校等普段の生活では触れ合うことや学ぶことの少なくなった「自然の大切さ」や、植樹や苗木への水やり等を通じて「自分の手で育み、守っていく生命の尊さ」を、次世代を担う小学生に体感して学んでもらい、樹木への認識を高めると共に森づくりへの関心を持ってもらう事を目的としています。
実施内容
子ども達の認知度が高く、興味をもって親しみやすい「どんぐり」についてクイズ形式で、種類や生長の過程、木の生態等を紹介します。
また、子ども達の手による「どんぐり」の苗木の植樹や「どんぐり」を使った工作を行います。
※一部の内容については遠足として校外学習としても実施可能です。
実施場所
小学校
対象学年
低学年(高学年に比べて卒業までの期間が長く、苗木の世話等をして生長を観察する事によって生命の尊さや自然の大切さを学ぶ時間が十分にある為。)
主催・講師
堺千年の森クラブのメンバー(アシストネット登録者含む)
問合せ先
電話:072-245-0070
FAX:072-245-0069
定例クラフト教室
- 内容:月替りでいろいろな工作をします。
- 日時:1.毎月第1土曜日午後1時から午後3時
2.毎月第2日曜日午前10時から午後2時
- 場所:1.堺市都市緑化センター
2.大仙公園内「杉風舎」(売店)
夏休み子どもイベント
- 概要:自然観察やネイチャーゲームを通して自然を体感してもらい、平成の森のことをより知っていただくことを目的としたイベントです。
- 内容:自然観察会、クラフト、水遊び、スイカ割りなど
秋のどんぐり拾いイベント
- 概要:大仙公園をフィールドに「平成の森づくり」をより多くの市民の皆様に理解して頂くために、公園内でどんぐり拾いや自然観察を通して森と人々の関わりや森の役割を楽しく学ぶイベントです。
- 内容:どんぐり拾いや自然観察、工作など
- 場所:大仙公園 平和の森(受付:都市緑化センター内)
問合せ先
電話:072-245-0070
FAX:072-245-0069