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担い手育成プロジェクト(堺自然ふれあいの森)

更新日:2025年7月22日

目的

 堺自然ふれあいの森(以下、ふれあいの森)は、南部丘陵の中心部に位置し、「森の学校」をテーマに、人と里山との新しい関わり方を学び、里山文化を継承する場として公園づくりを進めています。
 南部丘陵の里山保全を行っていくには、既存のボランティア団体だけで維持管理・保全整備していくことは困難であるため、南部丘陵の緑地保全の拠点施設であるふれあいの森の取り組みを敷地内だけでの活動に留まらず、周辺地域の豊かな里地里山の環境を次世代に継承していくための取り組みにつなげていくことが重要です。
 また、南部丘陵の周辺地域には大学や短大などの施設も複数あり、大学生等が後に自立した担い手として里山保全に関わっていけるように、これらの大学生等を対象とした里山保全に関する研修の場や機会の提供も検討していく必要があります。
 そこで、ふれあいの森と周辺地域の大学が連携し、自立して里山保全のための取り組みを実践していける次世代の担い手を育成するたことを目的に、里山保全に関する研修の場や機会の提供等を行う、「担い手育成プロジェクト」を実施しています。

これまでの実施内容

里山保全管理の実習

 保全緑地において、ふれあいの森のスタッフが講師となり大学生に植性調査や里山管理作業の実習を行いました。植性調査の結果から、目標とする森林やそのために伐採する樹木の検討を行い、実際に伐採対象木を伐採するなどの整備作業を行いました。
(保全緑地は、「堺市緑の保全と創出に関する条例」に基づき、緑地の保全を目的に、土地所有者の同意を得て指定された民有地の緑地です。)

里山保全の普及啓発プログラムの実施

 里山保全の普及啓発プログラムとして、学識者ならびに大学生が講師役となり中高生を対象とした里山保全に関するオンライン講座を行いました。
 学識者である大阪公立大学の加我教授からは、南部丘陵の里山について、講義が行われました。大学生は、「里山保全管理の実習」で経験した内容を元に、講義の内容や資料を作成し、中高生を対象として講義が行われました。
 また、オンライン講座の後には、学生の里山保全活動への参加や伐採した木の有効活用等について意見交換会が実施されました。

一般参加者向け里山保全体験プログラムの実施

 一般参加者向け里山保全体験プログラムとして、指定管理者の指導を受けた大学生が講師役となり、里山保全に興味のある小中学生を対象に、野外でネザサ刈りや間伐などの里山保全の実作業を行いました。
 講師役の大学生は、これまで学んだことを実践する機会として、一般参加者(小中学生対象)を対象とした里山保全体験プログラムについて企画や準備及び当日の運営を実施し、今まで指導を受けた里山保全管理に関する手法や安全管理等の南部丘陵の保全活動を行う際に必要な知識や技術について、参加者へ伝えることを実践しました。

保全緑地を活動した里山保全の普及啓発プログラム

(参考)堺自然ふれあいの森HP

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