救命の連鎖で市民の命を救う
更新日:2024年9月18日
市民の方々に感謝状を贈呈
心肺停止状態に陥った 80 歳代の男性に対して市民(3人)と消防が協力し、迅速な救命活動を行った結果、男性の尊い命が救われました。
この功績に対し、8月23日(水曜)美原消防署長より市民の方々に対し感謝状を贈呈しました。
事案の概要
これこそ救命の連鎖
発見
堺市美原区在住の 80 歳代の男性が、遊歩道上にて心肺停止状態で倒れているところを通りかかった國武さん親子が発見。
通報
國武さん親子は 119 番通報や心肺蘇生法などの救命活動を実施し、同じく通りかかった澤埜さんは堺市総合防災センターに設置しているAED(自動体外式除細動器)を取りに向かい消防職員に知らせました。
処置
その後、同センター職員とともに男性に AED の電極パッドを装着のうえ、電気ショックを実施し、救急隊へ引き継ぎました。
男性は医療機関にて治療後、無事に退院し、社会復帰されました。
まちかどAEDも活躍
まちかどAEDとは
消防局では、まちかど救急ステーション事業として、近くで AED を必要とする 緊急事態が発生した場合、AED の貸出にご協力いただける事業所などを「まちかどAED」として登録し、Google マップ(マイマップ)に公開しています。
本救急事案は、「まちかどAED」を活用するという市民の行動力及び消防機関との迅速な連携が、市民の尊い命を救いました。
新聞社から取材も
当事案について、3人の市民の方々が産經新聞社から取材を受けました。
消防職員の表彰者
美原消防署長から表彰状を授与し、最後は市民の方々と集合写真を撮影しました。
堺市総合防災センター
美原消防署ポンプ隊・救急隊
最後は市民の方々と「いいね!」