住宅用火災警報器の種類
更新日:2024年5月9日
住宅用火災警報器にはさまざまな種類があります。
どこで買えるの?
お近くのホームセンター、電気店などで購入できます。ガス事業者からも購入が可能です。なお、価格は、メーカーや種類、機能等により異なります。
以下のマークがついた住宅用火災警報器は、国が定めた法令規格に適合しています。
詳しくは、日本消防検定協会の「住宅用火災報知器」のページ(外部リンク)をご覧ください。
どの種類を買えばいいの?
感知方式
感知方式には煙を感知して知らせてくれる煙感知式と、熱を感知して知らせる熱感知式があります。
火災をより早く感知するため、煙感知方式の設置をおすすめします。
煙感知式
寝室、階段、台所、すべてに取り付けることができます。(台所で調理時の煙や蒸気が滞留する場合は、熱感知式を取り付けてください)
熱感知式
おおむね65度になると警報音が鳴ります。そのため通常は、煙感知式より感知するまでに時間を要します。
単独型
単独型は、火災を感知した火災警報器だけが警報音を発します。
連動型
連動型は、1台の火災警報器が火災を感知すると、接続されている(リモコンタイプもあります)全ての火災警報器が警報音を発します。
警報音
警報音には様々なタイプの種類があります。
ブザー音タイプ
高齢者の方にも聞きやすい音域になるように工夫されています。
合成音声タイプ
音声によって火災を知らせてくれることから、他の電化製品の電子音と区別がつきやすいです。
スイープ音タイプ
低い音域から高い音域まで段階的に変化を持たせ、他の電子音と違う音によって知らせます。
聴覚障がい者向け住宅用火災警報器
聴覚障がい者向けに住宅用火災警報器と連動して振動や光で知らせる機器も販売されています。
電源
電池式
どこにでも簡単に取付ができることから、すでに建っている住宅はもちろんのこと、新築住宅でも使用されています。
交流電池式
家庭用電源(100V)を使用するタイプには、電気工事が必要なものと、工事不要でコンセントに差し込むだけのものがあります。
設置
以前は、天井取付タイプと壁掛タイプとに分かれていましたが、最近では、どちらにでも取り付けられる兼用タイプが多くなってきています。
天井取付タイプ
壁掛けタイプ
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