SNS型投資・ロマンス詐欺にご注意を!!

大阪府では、昨年1年間で、SNS型投資・ロマンス詐欺が419件発生し、約49億219万円の被害がありました。
これらの詐欺は、SNSなどを通じて対面することなく、関係性を深めた上で金銭をだまし取る犯罪で、非常に巧妙で、1件当たりの被害額が1000万円を超えるなど、被害が高額になる場合が多いのが特徴です。

投資すれば利益が得られるものと信じ込ませ、投資アプリ（投資又は資産運用を行うことができるアプリケーションをいう。）等に誘導するなどし、利益がでているかのような偽の表示により安心感を与え、架空の投資を継続させながら、投資金又はその投資によって得る利益の出金手数料等と偽って、金銭等をだまし取るものをいいます。

知らない人からのトークやグループ招待が届かないようにする設定（メッセージ受信拒否）を利用したり、通報機能がついているアプリなどであれば、怪しいメールには返信せず、通報機能を活用しましょう。
SNSなどを通じて投資や儲け話を聞いたら、詐欺を疑い、家族や警察に相談しましょう。

あの手この手で投資の勧誘などをし、お金をだまし取る手口です。
一度だまされると、詐欺と気付くまで、お金を何度も振り込んでしまい、1000万円以上の高額被害になってしまうこともあります。
投資に「絶対」や「確実」はありません。「著名人による無料の投資セミナー」「必ず儲かる」など、甘い言葉に注意してください。

恋愛感情又は親近感を抱かせながら投資に誘導し、投資金名目又はその利益の出金手数料名目等で金銭等をだまし取るものや、恋愛感情又は親近感を抱かせながら架空の事実を口実とし、交際の継続等を前提とした各種名目で金銭等をだまし取るものをいいます。
　　

SNS上では、誰でも簡単に他人になりすますことができます。
どんなにチャットやメッセージ、電話やビデオ電話で仲良くなっても、本人でない者がなりすましている可能性があります。
たとえば、「2人のお金のために」「投資でお金を増やそう」「会いたいから旅費を送って」「荷物送るから手数料を払って」などと言われていませんか。
1つでも当てはまれば、詐欺を疑い、家族や警察に相談しましょう。