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【報告・発表】《投票企画》新年に読みたいこの一冊!

更新日:2023年2月16日

投票結果を発表します!

令和4年12月1日から令和5年1月18日まで実施していた、「《投票企画》新年に読みたいこの一冊!」の結果を一部紹介します。
ご応募ありがとうございました!

みなさんの新年に読みたい一冊はこちら!

書名(著者名) 理由・感想など
風が強く吹いている(三浦しをん) 正月といえば箱根駅伝であり、箱根駅伝を好きになったきっかけがこの作品。陸上部でもない素人たちが箱根の山を目指すという展開は、現実離れしているとは思うものの、そうした野暮なツッコミを忘れるほど夢中になって読み進めた。
レース展開やタイムなど、現在の高速駅伝とは異なる部分は多いが、魅力的な登場人物たちが各々悩みを抱え、才能の限界を知りながらもひたすらに走る姿には感銘を受ける。新年になると読みたくなる一冊。
チーム(堂場瞬一) スポーツにおける学生大会の最高峰といえば、個人的には高校野球の夏の甲子園大会、そして毎年1月の2日3日に開催される東京箱根間往復大学駅伝競走が双璧のように思う。
この通称「箱根駅伝」は出場権を獲得した大学連と、敗退した大学の選手から選ばれる「関東学連選抜チーム」から成る。
切磋琢磨した仲間たちとたすきを繋げて走ることがかなわなかった選手たちが、各大学から集い、出来合いのチームを編成する。本作『チーム』は、この学連選抜の選手たちにスポットを当てた作品である。
怪我がちで、前回大会に失敗をした苦い過去を持つ「浦」と、ストイックで他人に関心のない天才肌の「山城」。このふたりの主人公の衝突を通して、寄せ集まりの集団が「チーム」として成長する過程をさわやかに描いている。目標のない中、なんのために走るのか?―陸上ファンのみならず、あらゆる人への問いかけになりえるテーマである。
読了後、思わず寒空を駆け出したくなる、新年の清々しい空気にぴったりな一冊。
月と六ペンス(サマセット・モーム) 以前から読みたいと思いつつも読む機会がなかった作品。モームの代表作といえばこの作品のイメージがあり、最近読んだ書評にも取り上げられていたため。

街道をゆく(司馬遼太郎)

東大阪にある司馬遼太郎記念館に行って以来、司馬遼太郎作品をもっと読みたいと思いながら、読めておらず、今年こそは挑戦したいと思います。
みをつくし料理帖シリーズ(髙田郁) 友人に貸してもらいました。巻数が多いので、まだ1巻しか読めていませんが、美味しそうな料理がたくさん出てきて読んでいるだけでワクワクします。時代小説ながら、肩肘張らずに読める楽しい小説だと思います。
鹿の王(上橋菜穂子) 以前、友人におすすめされ、読もうと思ったところで本屋大賞を受賞したため、なかなか手に取れなかった作品です。
沈まぬ太陽(山崎豊子) 山崎豊子さんの作品は当時の社会情勢や雰囲気を知ることができるものが多く、とても面白いのと同時に、作品のテーマが重いものが多いため、なかなか手を付けられなかった。沈まぬ太陽も以前から興味はあったが、読めずにここまで来たので、この機に読んでみたい。

大学教授、発達障害の子を育てる(岡嶋裕史)

ご本人も今で言う発達障害の素養があったとおっしゃる中央大学の岡嶋教授。情報リテラシーやセキュリティの最先端分野で活躍されている岡嶋先生が、お子さんの発達障害にどう向き合い、我が子から発せられる(もしくは発せられない) 、単なる情報ではない情報にどのように対応して来られたのか。興味深いです。

告白(町田康) 10年前に、読んで衝撃だった、すごく面白かったという声をよく聞いた作品。読みたいなと思いつつ、積読本のリストに入れて10年経ちました。最近、又吉直樹さんの『第2図書係補佐』を読み、この本が紹介されていたため、読みたい気持ちが再燃しました。

関連ブックフェアを開催しました!

「≪投票企画≫新年に読みたいこの一冊!」の関連ブックフェアを令和5年2月3日(金曜)から2月15日(水曜)まで開催しました。
手に取りづらい大作や、過去に文学賞を受賞した名作、著名な作家の書評集など、この機会に読みたい!と思うものを集めました。
たくさんのご来館、ありがとうございました!

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