【報告・発表】《投票企画》秋の夜長にミステリー【北図書館】
更新日:2023年11月17日
投票結果を発表します!
令和5年9月6日(水曜)から10月31日(火曜)の期間で実施していた、「《投票企画》秋の夜長にミステリーを」 の結果を一部紹介します。たくさんのご応募ありがとうございました!
「秋の夜長にミステリーを」上位3位を発表します!
1位 | チーム・バチスタの栄光/海堂 尊 |
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2位 | オリエント急行殺人事件/アガサ・クリスティー |
3位 | 屍人荘の殺人/今村 昌弘 カササギ殺人事件/アンソニー・ホロヴィッツ |
おすすめコメントの一部を紹介します!
作品名 | おすすめコメント |
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チーム・バチスタの栄光 | ・田口先生と白鳥さんのかけあいが楽しく、医療ミステリというテーマでありながらもテンポの良いストーリーに、一気に読んでしまいました。後に続くシリーズも楽しみに読んでいます。 |
オリエント急行殺人事件 | まず設定がぞくぞくするし、大胆な結末が面白い。ミステリといえば、これだと思う。 |
紙鑑定士の事件ファイル [1] 模型の家の殺人 | 紙質の素材などにもこだわりがあり、続編も出ており、続けて読みたい作品です。 |
選択肢以外の作品への投票
選択肢のほかにも、さまざまなミステリー作品を紹介いただきました。その一部を掲載します。
作品名 | 著者 |
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空飛ぶ馬 | 北村薫 |
水車館の殺人 | 綾辻行人 |
斜め屋敷の犯罪 | 島田荘司 |
孤島パズル | 有栖川有栖 |
松本清張のミステリー作品についての推薦文もありました。(特定の作品名の表記無し)
おすすめコメントを紹介!
作品名 | おすすめコメント |
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空飛ぶ馬/北村薫 | 平成になった年に登場したデビュー作にして「日常の謎」ものの嚆矢。 本を読み芸術に触れる楽しさ、生きる喜びと苦さ、若さのきらめきと年齢を重ねる意義、そしてもちろん謎解きの愉しみのすべてが込められています。 当時は本業の関係で覆面作家だったため、その正体について盛んに議論されたことも懐かしいです。 |
双頭の悪魔/有栖川有栖 | 有栖川有栖さんの双頭の悪魔が最近読んだ中で一番好きで印象に残っています。この作品は、外の世界との接触を拒む芸術家だらけの村、そこに入ったきり出てこない大学サークルのメンバーという状況設定からワクワクさせてくれます。さらに大雨によって孤立した二つの村、それぞれの村で起こる殺人事件とミステリーならではの魅力がたっぷりです。「読者への挑戦」が3度も入っているのも気持ちを盛り上げてくれます。二つの事件の犯人は?二つの事件は繋がるのか!?誰でも納得する江神さんの推理を読み、しばらく放心してしまいました。江神シリーズ自体がとても好きなのですが、そのシリーズの中で私が一番好きな作品です。 |
関連ブックフェアを実施予定です。
たくさんの投票をありとうございました。令和5年11月中旬から12月中旬まで、投票作品を含めたミステリブックフェアを実施予定です。ぜひご来館下さい!