園内研修支援事業
更新日:2023年4月17日
市内幼児教育の充実を図るため、希望する市内幼児教育保育施設に、幼児教育アドバイザーや指導主事を派遣し、園内研修をサポートする「園内研修支援事業」を、平成30年度から実施しています。研修を受けたいけれど出張に行く時間がない、若手職員が増えたが園内研修をどう進めたら良いか分からない、そんなお悩みに本事業を活用しませんか。
実施メニュー紹介
- 保育に関するグループワーク
- ビデオを活用した研修(保育実践、子ども理解など)
- 「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」について
- 研究保育や事例検討への助言
- 子どもの人権について
- 乳幼児保育に関すること
令和5年度の実施について
申込は、教育センター能力開発課 幼児教育グループまでお願いします。
実施園での様子
「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」について
当日の様子
実際の保育の様子をビデオで見て、10の姿や保育者の支援のポイントを見取るグループワーク等を通して、日々の保育の中で育っている子どもの姿を共有しました。そして、保育者の適切な支援について、ともに考える機会をもちました。
参加者からは、「10の姿は、普段の遊びの中であまり考えてなかったが、『おにごっこ』という遊びの中でもたくさんの姿が備わっているのだと感じた。」「普段の保育の中での活動を10の姿で考えることで、子どもの成長をより感じることができると思った。また、子どもの意見をしっかり受け入れる大切さを感じた。」などの振り返りがありました。
「幼児教育堺スタンダードカリキュラム」の解説
当日の様子
本市で作成した「幼児教育堺スタンダードカリキュラム」を活用し、幼児教育の基本である「環境を通した教育」のあり方や、「幼児教育において育みたい資質・能力」「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」等の解説や、グループワーク等を通じて、意図をもった保育者の言葉かけや支援について、ともに考える機会をもちました。また、子ども理解を深め、育ちを促すことができるような、子どもの姿の語り合いの大切さについても、お伝えしています。
参加者からは、「子どもの主体性の大切さを改めて感じた。今後,子どもが自ら興味関心をもてるようなかかわりや環境つくりをしていきたいと思った」「一つ一つの言葉がけ,保育のねらいをしっかり考えることの積み重ねが子どもたちの育ちにつながることが,具体例からよくわかった。」などの声が寄せられました。
研究保育の指導助言
園内で実施される研究保育(公開保育)に参加し、保育終了後に環境構成や保育者の言葉かけ、支援についての助言を行っています。
実施した園からは、「外部の意見を聞くことで保育に新たな視点が入り,保育者の意識変容につながった」といった感想が聞かれました。
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このページの作成担当
教育委員会事務局 教育センター 能力開発課 幼児教育グループ
電話番号:072-270-8120
ファクス:072-270-8130
堺市中区深井清水町1426番地 堺市教育文化センター(ソフィア・堺)内
