Q11. 偏食がひどく、最近は、白いご飯しか食べないので、困っています。(5歳 女児)
更新日:2012年12月19日
A11:
「偏食」への対応について、触れておこうと思います。お子さんによっては、白いものしか食べない、野菜は全くダメなど、独特の特徴を持っていることが多くみられます。
これは、「感覚の特異性」とよばれるもので、その他にも以下のようなものがあり、これらは五感と言われるさまざまな感覚に特有の問題から来ると考えられます。
- ある特定の音(掃除機の音、赤ちゃんの泣き声、水洗トイレのフラッシュの音、踏切の遮断機が降りるときの音など)が苦手
- 大きな声がすると耳をふさぐ
- 身体に触れられるのを極端に嫌がる
- 白いご飯しか食べない、野菜はダメなど「偏食が激しい」
偏食については、無理に食べさせたり、食べないことを叱ったりしないで、長い目で見ていくことも必要でしょう。舌触りがダメ、色がダメ、暖かいものがダメなど、苦手な感覚を見きわめて、調理法を変えてみるのはやってみる価値があります。苦手なものを少しでも食べられたら、すかさずほめるなど、食べることを楽しみに感じられるように心がけることも重要といわれています。
あまり極端な偏食は、成長障害や、ビタミン不足につながることがありますので、医師への相談が必要です。
このページの作成担当
健康福祉局 障害福祉部 障害支援課
電話番号:072-228-7411
ファクス:072-228-8918
〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所本館7階
このページの作成担当にメールを送る