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飲酒のガイドライン

更新日:2022年7月7日

12の飲酒のルール

厚生労働省のガイドラインや既存のエビデンスを踏まえて、「健康を守るための12の飲酒のルール」が提案されています。これをもとにご自分や家族の飲酒習慣をもう一度振り返ってみてください。

1. 飲酒は1日2ドリンク以下
   節度ある適度な飲酒を守りましょう。

2. 女性・高齢者は少なめに
   中年男性に比べて、女性や高齢者は飲酒量を控えることをおすすめします。

3. 赤型体質も少なめに
   飲酒後にフラッシング反応を起こす人をここでは赤型体質と呼びます。この体質は
   アルコールの分解が遅く、がんや様々な臓器障害を起こしやすいといわれていま
   す。
   ※フラッシング反応とは、ビールコップ1杯程度で顔が赤くなったり、吐き気、動悸、
     頭痛などが起こることを言います。
4. たまに飲んでも大酒しない
   たとえ飲む回数が少なくとも一時に大量に飲むと、身体を痛めたり事故の危険を
   増やしたり依存を進行させたりします。

5. 食事と一緒にゆっくりと
   空腹時に飲んだり一気に飲んだりすると、アルコールの血中濃度が急速に上がり、
   悪酔いしたり場合によっては急性アルコール中毒を引き起こします。またあなたの
   身体を守るためにも濃い酒は薄めて飲むようにしましょう。

6. 寝酒は極力控えよう
   寝酒(眠りを助けるための飲酒)は、睡眠を浅くします。健康な深い睡眠を得るため
   には、アルコールの力を借りないほうがよいでしょう。

7. 週に2日は休肝日
   週に2日は肝臓をアルコールから解放してやりましょう。そうすることで依存も予防
   できます。

8. 薬の治療中はノーアルコール
   アルコールは薬の効果を強めたり弱めたりします。また精神安定剤と一緒に
   飲むと、互いの依存をはやめることが知られています。

9. 入浴・運動・仕事前はノーアルコール
   飲酒後に入浴や運動をすると、不整脈や血圧の変動を起こすことがあり危険です。
   またアルコールは運動機能や判断力を低下させます。

10.妊娠・授乳中はノーアルコール
   妊娠中の飲酒は胎児の発達を阻害し、胎児性アルコール症候群を引き起こすこと
   があります。またアルコールは授乳中の母乳に入り、乳児の発達を阻害します。

11.依存症者は生涯断酒
   依存症は飲酒のコントロールができないことがその特徴で、断酒を続けることが
   唯一の回復方法です。

12.定期的に検診を
   定期的に肝機能検査などを受けて、飲み過ぎていないかチェックしましょう。
   また赤型体質の習慣飲酒者は、食道や大腸のがん検診を受けましょう。

             

引用:厚生労働省 生活習慣予防のための健康情報サイト

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