平均寿命に対する喫煙の影響
更新日:2022年7月7日
喫煙者は非喫煙者に比べて寿命が10年縮まる
20歳までに喫煙を始めて禁煙しなかった場合、平均寿命が短縮。
たばこ1本で14.4分の寿命が縮まることになります。
禁煙は性別・年齢・喫煙による病気の有無を問わず、すべての人々に大きくかつ迅速な健康改善をもたらします
放射線影響研究所の坂田律研究員(広島研究所疫学部)らは、日本人の大規模集団の長期追跡調査である寿命調査において、全死亡および平均余命に対する喫煙の影響を調査しました。
その報告によると、出生年に関わらず、喫煙群の死亡率が高く、喫煙開始年齢が低いほど死亡率比が大きかった。
また、喫煙していた場合、非喫煙群と比べて余命が短縮していた。
とされています。
禁煙の影響については、
35歳までに禁煙した者は、喫煙を続けた場合の過剰なリスクのほとんどを回避できた.
45歳までに禁煙した者でもその大部分を回避することができた.
と報告されています。
禁煙に遅すぎるということはありません。
病気にかかるリスクは、禁煙できればそのメリットは非常に大きいとされています。
たばこに関連する短・中期的な死亡率を引き下げる唯一の方法は禁煙であることが、科学的に実証されています。
禁煙の効果:厚生労働省 e-ヘルスネット
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