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加齢に伴う難聴(加齢性難聴)について

更新日:2025年1月31日

加齢性難聴とは

加齢性難聴は、加齢に伴う聴力機能の低下によって起こるもので、誰にでも起こる可能性があります。
多くは両耳に起こり、一般的に高い音から聞こえにくくなります。また、早口で話されると内容を理解できなかったり、周囲が騒がしいと会話が聞き取りづらいことが特徴です。
自動車のエンジン音が聞こえず、ぶつかりそうになるなど危険な場面に遭遇したり、電話の呼び出し音や玄関のチャイムに気づかなくなるなど、周囲の状況を把握することが難しくなります。また、周囲とのコミュニケーションが取りにくくなると、いらだち、不安、孤独感など精神的な影響も受けやすくなります。
ただし、単なる加齢性難聴ではなく、中耳炎などによる「伝音難聴」や、騒音やウイルスなどによる「感音難聴」を発症していたり、難聴をさらに進行させている場合もありますので、日常生活において聞こえ方に不安がある場合は、早めの受診を検討しましょう。

加齢性難聴の予防

加齢性難聴は、年齢だけでなく、イヤホンなどで大きな音を聞いたり、動脈硬化をはじめとする高血圧や高血糖、脂質異常などを引き起こす生活習慣病なども難聴を悪化させるリスクであると言われています。
このことから、日頃からバランスのとれた食事、適度な運動、耳にやさしい環境を心がけることが大切です。

加齢性難聴の方への関わり方

加齢性難聴の方と関わる際は、以下の点を意識しましょう
・口元がはっきり見えるように、相手の顔を見る
・ゆっくりと話す
・複数の人で話す時は、一人ずつ話す
・静かなところで話す
・書いて伝える
・補聴器を持っていれば装用を促す
・片側の補聴器装用であれば、装用側から話す

参考資料

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