塚廻古墳
更新日:2023年2月24日
世界遺産構成資産
指定区分
国指定史跡
指定名称
百舌鳥古墳群 いたすけ古墳・長塚古墳・収塚古墳・塚廻古墳・文珠塚古墳・丸保山古墳・乳岡古墳・御廟表塚古墳・ドンチャ山古墳・正楽寺山古墳・鏡塚古墳・善右ヱ門山古墳・銭塚古墳・グワショウ坊古墳・旗塚古墳・寺山南山古墳・七観音古墳・御廟山古墳内濠・ニサンザイ古墳内濠
内容
塚廻(つかまわり)古墳は、2段築成の円墳で、埴輪が立て並べられています。明治45年(1912年)の発掘調査では、舟形の木棺が発見されました。木棺からは、銅鏡(変形四獣鏡・変形五獣鏡)や刀剣とともに、勾玉(まがたま)・管玉(くだたま)・棗玉(なつめだま)・臼玉(うすだま)などの玉類が大量に出土しました。これらの埴輪や副葬品から5世紀中頃の築造と考えられています。
墳丘の周りには幅10メートルほどの濠が巡ります。仁徳天皇陵古墳(大山古墳)の濠と接するほど近くに築かれていることから、同古墳の陪塚(ばいちょう)と考えられています。
※ 調査の成果を活かして、西側の道路に濠の位置をタイルで表示しています。
帆立貝形古墳
前方部の短い前方後円形の古墳。
陪塚
大型古墳の周囲に位置する、同時代の小形の古墳。
東の空から見た塚廻古墳(堺市世界遺産課撮影)
所在地
堺市堺区百舌鳥夕雲(もずせきうん)町1丁27
所有者
堺市
特徴
円墳
大きさ
直径35メートル、高5.1メートル
時代
古墳時代(5世紀中頃)
指定年月日
昭和33年(1958年)5月14日 指定
平成26年(2014年)3月18日 統合・追加指定・名称変更
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