菅生神社本殿
更新日:2021年10月15日
指定区分
堺市指定有形文化財
説明
本殿は一間社春日造としては府下でも規模が大きなもので、正面の柱間は7尺に及び、式内社としての格式を示しています。
前方には幣殿と拝殿が接続し、周囲は側面に中門を設けた瑞垣(みずがき)で囲まれています。これまで未指定の神社建造物のうち、市内屈指の古さを持つ江戸時代中期(万治4年・1661年)の建造物として貴重です。
神社は、かつては京都や大阪の信奉者をもち、「河内名所図会(かわちめいしょずえ)」(享和元年・1801年刊)にも図入りで掲載されています。その図から社殿配置が変わらず、当時の景観を保っていることがわかり、その中で現在まで残っている建物としても貴重です。
菅生神社本殿
宗教法人 菅生神社
構造
一間社春日造
軒唐破風付
檜皮葺
指定年月日
平成18年4月20日
時代
江戸時代 万治4年(1661年)
このページの作成担当
文化観光局 歴史遺産活用部 文化財課
電話番号:072-228-7198
ファクス:072-228-7228
〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所高層館5階
(文化財課分室)〒590-0156 堺市南区稲葉1丁3142