十六羅漢像
更新日:2021年10月15日
指定区分
重要文化財
説明
第5尊者諾矩羅(なくら)
羅漢(らかん)とは仏教用語では、阿羅漢(あらかん)の略で、最高位の修行に達した聖者のことを指し、禅宗、天台宗を中心に篤く信仰されました。日本では、平安時代以降の作品がのこされています。
法道寺の十六羅漢像は、漢画の系統に属する作品で、宋画の写しと考えられます。
裏書によれば、建長2年(1250)に描かれ、興国7年(1346)に修復したとありますが、様式的に建長2年までさかのぼるのは難しく、制作年代は今後の検討が必要です。
所在地
堺市南区鉢ケ峯寺401
(堺市博物館寄託)
地図情報は「堺市e-地図帳」(外部リンク)をご覧ください。
所有者
宗教法人 法道寺
員数
十六幅
構造
絹本著色
大きさ
各65.9センチメートル×34.9センチメートル
時代
南北朝時代
指定年月日
大正6年(1917)4月5日指定
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