不動明王立像
更新日:2021年10月15日
指定区分
堺市指定有形文化財
説明
不動明王立像
興源寺(こうげんじ)本堂に安置される本像は、大日如来(だいにちにょらい)の不動使者として童子形にあらわされた小不動明王(ふどうみょうおう)像です。
近年行われた修理の際に頭部の接合面をはずしたところ、内面に墨書が発見され、弘安二年(1279)にこの像が作られたこと、造像に際して百舌鳥(もず)の行者が関係し、三貫文の費用を用意したことなどがわかりました。堺市内には鎌倉時代以前の仏で紀年銘によってつくられた時期のわかるものは珍しく、この時期の仏像を考える基準となる像として大変貴重です。
所在地
堺市中区福田849
地図情報は「堺市e-地図帳」(外部リンク)をご覧ください。
所有者
宗教法人 興源寺
特徴・大きさ
一躯・木造・像高62.3センチメートル
時代
鎌倉時代 弘安二年(1279年)
指定年月日
平成6年6月24日
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