第3回鉄炮鍛冶屋敷企画展「いくで、明治の博覧会！-鉄炮鍛冶井上関右衛門奮闘記-」の開催について

　開館1周年を迎えた鉄炮鍛冶屋敷（町家歴史館井上関右衛門家住宅）で、2025年大阪・関西万博に合わせて、第3回企画展「いくで、明治の博覧会！－鉄炮鍛冶井上関右衛門奮闘記－」を開催します。
　江戸時代に鉄炮鍛冶として活躍した井上関右衛門家は、明治時代になると、堺の南宗寺で開催された堺博覧会や、東京・京都・大阪で開催された内国勧業博覧会へ積極的に参加し、鉄炮や火箸、包丁などさまざまな製品を出品していました。
　本企画展では、井上関右衛門家に残る出品物や出品申請書等の博覧会関係資料を展示し、当家の明治時代の博覧会における奮闘ぶりを紹介します。

令和7年4月23日（水曜）～令和7年7月21日（月・祝）

鉄炮鍛冶屋敷（堺市堺区北旅籠町西1丁3-22）

明治初期に開催された堺博覧会や奈良博覧会に出品された矢立（携帯用筆記具）、火箸、海老錠などの実物資料を中心に、井上関右衛門家の博覧会デビューの様子を紹介します。

明治13年（1880）に堺県のもとに設置された行政単位である堺区時代に行われた堺区製産物品評会に、井上関右衛門家が参加していた様子をご紹介します。

明治時代に計5回開催された内国勧業博覧会の雰囲気を伝える絵図や、井上関右衛門家が出品した製品を通して、当家が内国勧業博覧会に参加した様子を紹介します。

井上関右衛門家が博覧会へ参加した時に、出品物を運び、展示するために使用していたケース類を紹介します。

• 日時：令和7年5月31日（土曜）午前11時からと午後2時からの計2回（1時間程度、2回とも同じ内容）
• 場所：鉄炮鍛冶屋敷
• 費用：無料（別途入館料は必要）
• 登壇者：船越 幹央　氏（大阪大学総合学術博物館副館長・教授）
• 定員：各回20人
• 申込：4月7日（月曜）午前10時から先着順。氏名と電話番号を、電話・FAX（072-228-1501〔電話・FAX共通〕）かメール（info@sakai-machiyamuseums.com）のいずれかの方法で町家歴史館へ。

• 日時：令和7年6月21日（土曜）午前11時からと午後2時からの計2回（1時間程度、2回とも同じ内容）
• 場所：鉄炮鍛冶屋敷
• 費用：無料（別途入館料は必要）
• 定員：各回20人
• 申込：4月7日（月曜）午前10時から先着順。氏名と電話番号を、電話・FAX（072-228-1501〔電話・FAX共通〕）かメール（info@sakai-machiyamuseums.com）のいずれかの方法で町家歴史館へ。

• 日時：令和7年4月27日（日曜）、5月17日（土曜）、6月8日（日曜）、7月12日（土曜）

　　　　　 　　　各日、午前11時からと午後2時からの計2回（30分程度、2回とも同じ内容）

• 場所：鉄炮鍛冶屋敷
• 費用：無料（別途入館料は必要）
• 定員：各回15人
• 申込：当日午前10時から受付で整理券を先着順で配布