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堺高等学校による現場見学会

更新日:2018年2月20日

堺高等学校の建築インテリア創造科の生徒さんたちを招き、普段なかなか見ることができない大規模工事である堺市民芸術文化ホール建設工事現場の見学会を行いました。

見学日

  • 2018年1月15日 建築インテリア創造科(1年生) 
  • 2018年1月17日 建築インテリア創造科(2年生) 

工事概要の説明

説明内容

  • 設計計画時の経緯
  • 全体的なスケジュール
  • 工事開始時からの現在までの工事の様子
  • 工事完了に向かっての外観・内観パース

こちらは建設工事現場の中にある、仮設事務所です。
本市の建築課職員と大成建設所長・副所長が、写真や図面を投影しながら説明しています。
模型などで仕上イメージを伝え、発注者(堺市)・設計者・監理者・施工者などの様々な職種の人々が関わって、建物が造られていくことを学んでいただきました。

説明の様子

現場見学の様子

各自ヘルメットを被り、仮設事務所からいよいよ建設現場に移動します。
見学はガレリア、楽屋、大スタジオ、小スタジオ、多目的室、大ホール、エントランスの順番で行いました。

現場見学の様子

大ホールホワイエにいます。
奥の緑の壁には断熱材が吹きつけられており、部屋の温度を保つだけではなく、結露の防止にも役立っています。
今はまだ隠されていない電気配線やガスの配管に、興味を持つ生徒さんもいました。

現場の様子(大ホール前)

小ホールの壁面モックアップ(現物見本)が掲示されています。
ホール壁の部分によって、それぞれ違う素材が使われることがわかります。
客席左右の壁は音を乱反射させて響かせる構造になっており、前後は音を吸収する素材となっています。
モックアップについては、建設状況平成29年10月でも紹介しています。

現場の様子(壁面モックアップ)

見学者からの感想(一部抜粋)

  • 想像していたよりも大規模な建設現場で驚いた。開放感がある建物だと感じた。
  • 建設工事現場の夏は暑く、休憩時間ごとに健康チェックを行うと聞いて、徹底しているなと思った。脱水症対策を行い、病院に運ばれたのがゼロ人というのは努力の証。
  • 外部の音や振動が伝わらないよう、細かな工夫があることがわかった。
  • 安全な壊れ方の設計していて、地震や津波があっても中にいる人には被害が出ない作りになっているなんてすごい。
  • 足場を組み立てるよりも前に、土壌も調べるなんて知らなかった。相当な時間がかかっている。
  • 足場を組むのに毎日30人しかいなくて、あんなに大きい建物のを組むのは難しいと思うが、それを成し遂げるところもかっこいい。
  • 100社以上で1つの建物を作っていることに驚いた。プロの集団が専門的な分野で1つ1つ作り上げている。総合建設業はそれらを把握・管理していてすごい。
  • 大きな400トンクレーンが、夜間に公道を走って運ばれたというのが想像できない。
  • 普段知ることのできないところを知ることができた。
  • 普段学んでいることが実際に仕事で使われているのを見て、親近感がわいた。
  • 将来は大工になりたいため、今回の体験は本当に貴重な経験だった。
  • 建設系の仕事のやりがいを聞くと、達成感があるという。自分も建築系の仕事に関わりたい。

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