天ぷら油の取扱いにご注意ください!!
更新日:2024年5月16日
天ぷら油の危険性について
天ぷら油は、消防法で定められている危険物に該当します。取扱いを誤ると火災発生の恐れがあります。また、火災発生時に消火方法を誤ると被害が拡大する恐れもあります。
天ぷら油を使うときの注意点
天ぷら油による火災は、鍋の中に火が入って起こると思われがちですが、油は一定温度以上になると自然発火します。加熱したまま天ぷら油の傍から離れないこと。離れる時は必ず火を止めましょう。
火災が発生した時は
- 天ぷら油の火災を消火するには、消火器がもっとも確実です。キッチン用消火スプレーでも効果的に消火することができます。
- 鍋に蓋をし、酸素の供給を断つことで消火することができます。蓋がないときは、濡れたタオルを蓋の代わりにすることもできます。
- 消火後、油が高温のままだと再度発火する恐れがあります。消火後は速やかにコンロの火を止めましょう。
- 水で消火するのは危険です。水をかけることで、爆発的に炎が拡大し被害が大きくなる可能性があります。
- 火災発生時は、必ず119番通報をしてください。
- 初期消火も大切ですが、身の危険を感じれば避難を最優先してください。