ベランダでの火災
更新日:2024年4月8日
ベランピングの落とし穴
皆さんベランピングはご存じでしょうか?
ベランピングとは、ベランダと高規格キャンプのグランピングを掛け合わせた自宅ベランダでできる「おうちキャンプ」として人気が出ています。しかし、そのベランピングが思わぬ事態に陥ることがあります。
堺市消防局管内では、ベランダでの火災は毎年5件~10件程度発生しています。最近ではバーベキューでも発生しているので注意が必要です。
ベランダには、洗濯物や溜めた新聞紙、ごみ箱など意外と燃えるものが多いです。
燃えるものも多い
バーベキューは、狭い場所や近くに燃えやすい物があるところでは絶対にしないことです。このような場所で万が一、火災が発生した場合、狭いことがあだとなり避難に支障が出たり、初期消火が思うようにできなかったりします。また、燃えやすい物が近くにあるため、延焼拡大のリスクも高まります。
バーベキューでの火災危険は他にもあります。
手軽なカセット型こんろでのバーベキューですが、カセットボンベを過熱すると爆発する危険性があります。こんろ全体が覆いかぶさる程の大きい鉄板の使用は、カセットボンベの過熱を促進させるので、絶対にやめましょう。
洗濯物が燃えた
続いて、炭火を使ったバーベキューです。一度火がついた炭は、そう簡単には消えません。水をかけて火を消したつもりでも炭の内部はまだ燃えているため、そのままゴミ箱に捨てた後、火災になってしまうことがよくあります。炭火は水にしっかりと浸け、長い時間をかけて消火しましょう。
安全だと思っているその行為、今一度危険が潜んでないか確認し、楽しい自分スタイルの時間を過ごしましょう。
狭い場所でのバーベキューは危険
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