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令和元年度堺っ子読書フォーラム「子ども・本・おとな」を開催しました

更新日:2020年1月30日

令和元年12月15日(日曜)に堺市役所本館で堺っ子読書フォーラム「子ども・本・おとな」を開催しました。

プログラム

第一部 事例発表等
●「堺市子ども読書活動推進計画 つながる・ひろがる堺っ子読書活動」進捗状況の報告
●「キッズサポートセンターさかいでの絵本を活用した取組」の報告

第二部 講演
●「子どもの心によりそって~絵本にできること~」
 社会福祉法人 子どものアトリエ 城東よつば保育園園長 瀧 薫氏

第一部

 平成31年2月に改定した、「子ども読書活動推進計画 つながる・ひろがる堺っ子読書活動」の進捗状況について、中央図書館総務課より報告しました。本計画では、子どもの発達段階に応じた取組に重点が置かれています。学校、図書館など、本市が取り組んでいる事業について説明しました。

「堺市子ども読書活動推進計画 つながる・ひろがる堺っ子読書活動」進捗状況の報告「堺市子ども読書活動推進計画 つながる・ひろがる堺っ子読書活動」進捗状況の報告の様子

 つづいて、「キッズサポートセンターさかいでの絵本を活用した取組」について、子ども育成課より報告しました。図書館、よみきかせサークル「はなしのたね」との連携や、絵本の取組を通して感じたこと(親子が気持ちを共有できること、子どもが自由に絵本と出会う経験ができることの大切さ等について)を中心に発表しました。
 

「キッズサポートセンターさかいでの絵本を活用した取組」「キッズサポートセンターさかいでの絵本を活用した取組」の報告の様子

第二部

 幼い子どもたちが、どのように絵本と出会い、絵本を受けとめていくのか。そのことについて、長年保育の現場で幼い子ども達とふれあってこられた経験と、研究成果を基にお話ししていただきました。
 今は何事も成果をすぐに期待してしまう風潮がありますが、子どもと絵本の出会いはそのような即効性のあるものではないということを冒頭に話され、それに則した形で、保育の現場での実践を基に、幼い子にとっての読書環境の大切さや、それを支える大人の役割についてお話しいただきました。また、絵本だけではなく子育ての視点からも多くのヒントをいただけ、子どもの成長を「待つ」という大人の姿勢について教えていただきました。
 お話を聴くだけではなく、参加された方と子守歌を歌ったり、ペアになってお互いの背中に顔をあててみたりして、子どもの心によりそうことについてわかりやすくご講演いただきました。
 講演会終了後には、個別で瀧先生にお話を聞きにいく方もおられ、今後の活動の参考にされていました。

 会場の後方に、展示スペースを設置しました。
 子どもの読書活動に関わるボランティアグループの紹介、瀧 薫先生の著作、講演で紹介した絵本のほか、市内各図書館の催しのちらし、市内図書館で発行している冊子を配置しました。

展示の様子展示資料をご覧になられている様子

 講座等の情報は各図書館や、広報さかい、図書館のホームページでもお知らせいたします。(市内各館で実施のボランティア講座一覧
 今後も堺市立図書館は、他機関とも連携し、ボランティアの皆さんとも協働しながら、市内の子どもの読書活動を推進してまいります。
 ≪子ども読書活動に関わるボランティアのご案内はこちら

このページの作成担当

教育委員会事務局 中央図書館 総務課

電話番号:072-244-3811

ファクス:072-244-3321

〒590-0801 堺市堺区大仙中町18-1

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