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堺をおもえば…中谷彰宏さん 思い出の場所と店

更新日:2023年8月3日

堺をおもえば…堺名誉大使・堺親善大使の記憶に残る「風景」を歩く

中谷彰宏さんの思い出を辿る

中谷彰宏さんとめぐる、あの名店と名所へようこそ

鳳本通商店街

鳳本通商店街の隠れた見どころ

 現在でも鳳本通商店街は鳳駅に向かう道でもあるので人通りは絶えず、閑散としている印象ではないが、都会という感じはしない。
 だが、中谷さんと同年代で、今も鳳本通商店街の野田地区に住んでいる堺市健康福祉局勤務の北出法正(のりまさ)さんに伺うと、子どもの頃、確かに堺では、ここが市役所がある堺東の次に都会だったという。
「鳳本通商店街に来れば何でも揃う。人が交差するのも難儀なぐらい混んでいたんですよ。今の堺東をさらに賑やかにしたような感じでしょうか」
 今もちょっと魅かれる洋装店や落語会をやっているお寿司屋さんなどの食べ物屋さんが並んでいる。商店街の中ほどの公民館、北王子会館には中谷さんが所属していた北王子のだんじり小屋がある。そこから100メートルぐらい歩いた商店街の北の出入り口の向かいには野田のだんじり小屋があり、すぐ近くでライバル心を燃やしているのが想像できて面白い。

左から北王子会館、鳳小学校のだんじり壁画、野田のだんじり小屋

大鳥神社

2のつく日に縁日が出る大鳥神社

 大鳥神社(通称・大鳥大社)は、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が死後、白鳥となって最後に留まったのが大鳥の地で、それを祀るために建てたといわれている。大鳥造の本殿(写真右)は貴重な古代神社建築の一つだ。
 毎年10月第1週の金・土・日、3日間行われるだんじり祭の土曜日には、この社内にある美波比神社にだんじりが宮入する。
 また、毎月2日、12日、22日は「にいび(2い日)」と呼ばれる縁日が開催されている。

NPO法人 堺観光ボランティア協会

南宗寺と“スーパー”ボランティアガイド

 南宗寺は三好長慶が開基し、1557年に大徳寺第90世大林宗套を開山として落慶し、大坂夏の陣で焼失、1617年に沢庵和尚により再建された。千利休ゆかりの寺で、三千家の供養塔が国内で唯一ある。だが、堺市のボランティアガイドさんの説明を聞くと、もっともっと面白いエピソードがたくさんあるお寺なのである(その中身は現場で体感してください)。
 「歴史の教科書に書いてあるのは“史実”と言われるものですが、これからわたくしが申し上げることは…(一拍おいて)、すべて“事実”です」
「NPO法人堺観光ボランティア協会」の川上浩理事長を指名してガイドしてもらったが、元々営業畑が長かっただっただけあって、軽妙洒脱でわかりやすくて楽しい。できれば1時間半か2時間、スケジュールを取って、じっくりガイドしてもらうと、サッと見ただけでは想像もつかない南宗寺の魅力がわかるだろう。
 川上さんに伺うと、「NPO法人堺観光ボランティア協会」は1995年4月に設立されて、今年で20周年。現在、228人のガイドがいて、年間約17万人を案内しているという。
「こんなにボランティアガイドが多い市は全国にも多くはないでしょう。モデルとして他都市の協会から見学に来はりますよ」

かん袋

[かん袋]に二度驚く

 くるみ餅で有名な[かん袋]は、鎌倉時代末期の1329年(!)に和泉屋徳兵衛が[和泉屋]という商号で御餅司の店を開いたのが始まりで、現在の店主は27代目。
 メニューはくるみ餅と氷くるみ餅の2品だけ。ほんのり温かいくるみ餅にかき氷を乗せた氷くるみ餅にはビックリするが、このミスマッチがおいしくて二度びっくりする。地元の人にも愛され続けているが、旅の話のタネにもお勧めだ。

紹介した思い出の場所の地図

※記事内容は取材当時のものです。

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