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平成30年度第2回堺市子ども青少年局指定管理者候補者選定委員会会議録

更新日:2018年12月3日

開催日時 平成30年10月15日(月曜)午前10時00分から午後2時30分まで
会場 堺市役所本館地下1階 多目的室
出席委員

委員長 北野 武司〔行政管理課総括参事役(指定管理・事務改革担当)〕
委員 中野 佳子〔弁護士〕
委員 森島 憲治〔税理士〕※案件4から出席
委員 山中 京子〔大阪府立大学教授〕
委員 林 美輝〔龍谷大学教授〕

欠席委員 なし
事務局 (子ども企画課 課長補佐)小嶋 昭信
所管課

(子ども育成課長)赤銅 ひな子 外
(子ども家庭課長)石戸 博晃 外

傍聴人数 0人
案件名

(1)堺市立日高少年自然の家の指定管理者候補者選定に係る書類審査について
(2)堺市立日高少年自然の家の指定管理者候補者選定に係る面接審査について
(3)堺市立日高少年自然の家の指定管理者候補者の選定結果について
(4)堺市立こどもリハビリテーションセンターの指定管理者候補者選定に係る書類審査について
(5)堺市立こどもリハビリテーションセンターの指定管理者候補者選定に係る面接審査について
(6)堺市立こどもリハビリテーションセンターの指定管理者候補者の選定結果について

会議資料

1 会議次第(PDF:44KB)
2 委員名簿(PDF:43KB)
3 座席表(PDF:65KB)
4 選定審査方法(PDF:67KB)
5 面接審査方法(PDF:61KB)
6-1 基本質問(堺市立日高少年自然の家)(PDF:46KB)
6-2 基本質問(堺市立こどもリハビリテーションセンター)(PDF:46KB)
7-1 審査表(堺市立日高少年自然の家)(PDF:261KB)
7-2 審査表(堺市立こどもリハビリテーションセンター)(PDF:292KB)

開会

事務局

 平成30年度第2回堺市子ども青少年局指定管理者候補者選定委員会を開会する。

事務局

 会議の開催に必要な定足数を満たしていることを確認。
 審議の流れを確認。

案件1の審議

事務局

 応募団体と関係がある委員がいないことを確認。
 応募団体からの接触等がある委員がいないことを確認。

委員長

 案件1「堺市立日高少年自然の家の指定管理者候補者選定に係る書類審査について」の審議に入る。応募書類の確認結果及び企画提案書の概要について説明を求める。

所管課

 応募団体が応募に必要な要件を満たしていることを説明。
 企画提案書の概要について説明。

委員長

 説明のあった内容について、質問・意見はあるか。

 <質問・意見なし>

委員長

 書類審査の仮採点方法について説明を求める。

事務局

 選定審査方法、仮採点の方法について説明。

委員長

 仮採点を行う。

 <仮採点>

案件2の審議

委員長

 案件2「堺市立日高少年自然の家の指定管理者候補者選定に係る面接審査について」の審議に入る。面接審査の進め方、基本質問案について説明を求める。

事務局

 面接審査の進め方について説明。

所管課

 基本質問案について説明。

委員長

 説明内容について、質問・意見等はあるか。

<質問・意見交換>

委員長

 それでは、面接審査を行う。

<応募団体入室>

事務局

 応募団体に対し、委員紹介、面接審査の進め方を説明。

応募団体

 出席者紹介
 プレゼンテーション(10分間)

案件2の質疑応答

委員長(基本質問1)

 「利用者・利用者ニーズの把握」に関して、日高少年自然の家の役割についても提案があるが、より具体的な説明を伺いたい。

応募団体

 日高少年自然の家の利用ニーズは、自然体験活動が安全安心に体験できる場、宿泊体験を通して社会性が育つ場、自然体験活動を通して非認知能力が育つ場であると認識している。こうした利用ニーズをいかした運営に力をいれていきたい。

委員長(基本質問2)

 「市として求める目標」の達成向けた方策について、基本的な考え方と、利用者の減少を食い止め再び増加させるために工夫した点は何か。

応募団体

 休館日などに直接小学校に訪問し、新規利用の営業活動を強化していく。また、和歌山県立自然博物館や東京大学海洋アライアンスとのプログラム等を拡充し、自然への興味付けや魅力あるプログラムの提供など施設の特性をいかした取組を行っていく。

山中委員

 今の海洋や子どもをめぐる状況など5年前からの変化を踏まえ、当施設の役割や取組についてどのように考えているのか。

応募団体

 青少年をとりまく状況としては、生活習慣の乱れ、自然体験の減少、コミュニケーション能力の不足など、様々な課題があると認識している。また、海洋や自然の状況は刻々と変化する。その中で青少年自身が考えて、仲間と協力して行動できるよう、体験の場などのプログラムを提供していきたい。

山中委員

 地球温暖化や地震による影響など、海洋に関わる近年の状況をどのように捉えて、どのように取組に反映していくのか。

応募団体

 防災に関するプログラムなど、青少年が安全について考えることができる機会を提供していく。

中野委員

 野外の活動が中心だが、熱中症対策はどのように考えているのか。近隣の医療機関との連携などを行っているか。

応募団体

 熱中症に関するマニュアルを用いて職員の理解を深めている。今夏も、早い時期から、熱中症に関する啓発を行い、活動中の見守りを行っており、大きな問題は発生しなかった。今後に向けては、近隣病院との連携を強め、利用者の安全・安心を確保していきたい。

中野委員

 今夏の猛暑や台風の中、利用者からのキャンセルやプログラムの中止等はあったのか。

応募団体

 全てのプログラムは安全を最優先に考えて実施しており、必要に応じて室内プログラムに変更することはあった。また、台風の影響で、早い段階でキャンセル等の連絡が入ることがあったが、できるだけ利用日を変更するなどの対応を行った。

中野委員

 次年度の利用者の予約状況はどうか。

応募団体

 現在データをまとめているところだが、概ね今年度と同じくらいの予約状況だと思う。

林委員

 人権に関する取組の中で、LGBTへの対応はどのように考えているのか。

応募団体

 職員に対しては人権研修によって意識啓発を行っている。また団体独自の取組として、いじめやLGBTに関する啓発活動など、地域の方々と一緒に一人ひとりの人権を守る活動を行っている。様々な方が気持ちよく利用できるよう配慮していきたい。

林委員

 子どもの貧困によって生じる体験格差を公的な事業で埋めていくことは意義があるが、子どもの貧困対策の観点からはどのような取組を実施するのか。

応募団体

 学校教育の中でご利用いただくことが多いので、「平等性」については、利用団体側でも相当配慮されている。様々なプログラムを用意して、より多くの子どもたちに体験の機会を提供していきたい。

山中委員

 母子家庭や外国人なども含めて、より幅広い方々の利用を促すためのPR方法はどのように考えているのか。

応募団体

 ホームページをリニューアルするほか、フェイスブックやインスタグラムなど、携帯端末から取得できる方法の情報提供を充実していきたい。

中野委員

 子ども自身がLGBT等の配慮を申し出ることは難しい。子どもの考えを汲み上げる方法についてどのように考えているのか。

応募団体

 一時的な利用施設で子ども自身が配慮を申し出ることは難しいため、学校等の利用団体と相談して必要な対応を行っていきたい。

委員長

 以上で質疑応答を終了する。

<応募団体退室>

委員長

 プレゼンテーション、質疑応答を踏まえて、意見交換を行う。

<意見交換>

委員長

 採点にあたり注意事項があれば説明を求める。

事務局

 採点方法について説明。

委員長

 それでは採点を行う。

<採点>

事務局

 審査表を回収
 得点を集計

案件3の審議

 <集計表を配布>

委員長

 案件3「堺市立日高少年自然の家の指定管理者候補者の選定結果について」に入る。
 応募団体の合計得点は193点。合計得点が満点(300点)の60%以上に達しているため、応募団体を堺市立日高少年自然の家の指定管理者候補者に選定する。

案件4の審議

事務局

 申請団体と関係がある委員がいないことを確認。
 申請団体からの接触等がある委員がいないことを確認。

委員長

 案件4「堺市立こどもリハビリテーションセンターの指定管理者候補者選定に係る書類審査について」の審議に入る。申請書類の確認結果及び企画提案書の概要について説明を求める。

所管課

 申請団体が応募に必要な要件を満たしていることを説明。
 企画提案書の概要について説明。

委員長

 説明のあった内容について、質問・意見はあるか。

 <質問・意見なし>

委員長

 書類審査の仮採点方法について説明を求める。

事務局

 選定審査方法、仮採点の方法について説明。

委員長

 仮採点を行う。

 <仮採点>

案件5の審議

委員長

 案件5「堺市立こどもリハビリテーションセンターの指定管理者候補者選定に係る面接審査について」の審議に入る。面接審査の進め方、基本質問案について説明を求める。

事務局

 面接審査の進め方について説明。

所管課

 基本質問案について説明。

委員長

 説明のあった内容について、質問・意見はあるか。

 <質問・意見なし>

委員長

 それでは、面接審査を行う。

<申請団体入室>

事務局

 申請団体に対し、委員紹介、面接審査の進め方を説明。

申請団体

 出席者紹介
 プレゼンテーション(10分間)

案件5の質疑応答

委員長(基本質問1)

 管理の基本方針の「利用促進と利用者サービスの向上」の説明で、「福祉サービスにおける第三者評価」を受審された時の指摘事項の具体例と、その改善方法はどのようなものか。

申請団体

 平成29年3月に実施された「もず園」に関する評価を提出書類に添付している。高く評価された点は、人事考課制度の取組、業務標準マニュアルの活用、多職種の連携や協働による専門性の高い療育の3点。改善を求められる点として、各種の記録の作成、会議録の作成が不十分だという指摘があった。現在は改善して会議録を作成し、欠席者への周知等に用いている。もう一点、苦情内容等の公表について指摘されている。この点は、ホームページ上に要望・苦情の受付状況等を記載するなど改善した。園児の特定につながらないよう個人情報保護に注意しながらできるだけ公表するようにしている。

委員長(基本質問2)

 管理の基本方針の「経費縮減と安定した運営」で、「効率的な運営を行い、サービスの向上を図りながら、常に業務の改善、効率化に努めます。」とあるが、業務の改善や効率化の具体的な取組の内容はどのようなものか。

申請団体

 要員管理を進めながらも業務に支障が出ないよう、事務フローの整備、職員のマルチジョブの意識づけを行った。また、人事評価を活用して、職員と管理職の意思疎通を図っている。

委員長(基本質問3)

 収支に関する目標の利用料金収入の目標で、利用料金収入は市の目標を上回っているが、総支出に占める割合は市の目標の40%を下回っているが、その理由は何か。

申請団体

 収入は過年度経過と来年度以降の事業体制等を考えて算出、支出は人件費や管理費等について5年間分の予算として算出したもの。利用料金収入の総支出に占める割合が40%を下回っている点については、事務経費や光熱費等の抑制や、建物の長寿命化による補修経費の抑制などにより支出を最小限に抑え、決算では40%に近づくよう努力していく。

森島委員

 人事考課制度について、給与への反映のみか。昇格にも反映するのか。

申請団体

 昨年度まではボーナスに反映。今後は昇格にも反映していく予定。

山中委員

 専門職研修は具体的にどのような内容か。

申請団体

 各専門職の専門性を高めるため、ケースカンファレンスを通じた学びや外部研修で学んだことの共有などを行っている。また、職種間連携がとれるよう、複数の専門職が入った個別支援計画の作成をOJTも兼ねて実施している。最近では国が示した身体拘束の考え方について、外部講師を招いた研修を実施した。

中野委員

 要員管理を行いながら、多様なニーズに対応している。職員数は増やしているのか。

申請団体

 増やしていない。

中野委員

 クラスも増えている中、従来の職員数でこれだけの多様なニーズに対応できるのか。利用料金収入が平成27年度をピークにその後下がって横ばいになっている理由は。支出について人件費以外で工夫したところはあるか。

申請団体

 要員の工夫については、新しく増やした並行通園のクラスは、別の幼稚園に通った後で夕方から通園してくるクラスであり、職員は、日中受け持つクラスでの療育が終了してから、夕方の並行通園のクラスを受け持つという方法で運営している。そのことでクラス間の会議時間がとりにくくなっているが、情報共有の方法を工夫することで運用している
利用料金収入については、平成27年度にクラス数を増やし、以降同様のクラス数を維持しているが、平成27年度は長期欠席者がおらず出席率が非常に良かったため収入が多かった。平成31年度以降は「えのきはいむ」を廃止し、統合した「第2もず園」の定員をその分増加させるが、一人当たり利用料単価が下がるため減収が見込まれる。その減収分に、保育所等訪問支援や障害児相談支援などを拡充した増収分を加えた平成31年度以降の収入計画を立てている。
 支出については、節電は当然大事だが、猛暑の中、子どもたちが快適に過ごせることが何より重要であり、そのための支出は必要だと考える。送迎バスの運行には大きな費用がかかるが、できるだけ利用者の要望に沿ってきめ細かい送迎を実施しつつ、経費を抑えるための努力をしていきたい。そして、経費削減により余裕が生まれた場合は、直接子どもに関わる保育材料費に回していきたいと考えている。

中野委員

 様式5-1の収入の「その他」は具体的に何か。

申請団体

 市からの受託事業収入、学生の実習受入謝礼、自主事業による収入などが含まれている。

中野委員

 せっかく工夫して事業を拡大しているが、収入源が限られていると、支出を減らすしかなくなってくる。寄附を集めることは難しいか。

申請団体

 それもこれからは考えていく必要はある。これまでの蓄財も活用しながら、より豊かな療育を提供していきたい。

林委員

 子どもが成長して大人になり地域で生活していくことになるが、その地域の中で仲間や依存先を増やすことが重要。障害のある人のことを一生にわたる長いスパンで考えてくれる地域の応援団のような団体はあるのか。また、小中学校や病院との連携の具体的な内容は何か。

申請団体

 地域で支える取組としては、健康福祉プラザの各種教室等を利用することによる保護者同士の交流があり、保護者間で子どもを支え合うコミュニティができている。また、当施設の障害児相談支援と診療所は、当施設を卒退園した方も利用していただており、卒退園後の相談窓口になっている。
小中学校との連携については、利用児童が通っている小学校への訪問による情報共有、「親と子の療育支援センターおおぞら」で受けた相談に関する小中学校と連携した対応、学校からのリハビリの様子の見学など。病院との連携としては、児童が通う病院の主治医と当施設の診療所との間での情報共有等を図っている。放課後デイ事業者の運営者や指導者向けの研修会なども実施し、療育に関する理解向上を図っている。

委員長

 以上で質疑応答を終了する。

<申請団体退室>

委員長

 プレゼンテーション、質疑応答を踏まえて、意見交換を行う。

<意見交換>

委員長

 採点にあたり注意事項があれば説明を求める。

事務局

 採点方法について説明。

委員長

 それでは採点を行う。

<採点>

事務局

 審査表を回収
 得点を集計

案件6の審議

 <集計表を配布>

委員長

 案件6「堺市立こどもリハビリテーションセンターの指定管理者候補者の選定結果について」に入る。
 申請団体の合計得点は287点。合計得点が満点(400点)の60%以上に達しているため、申請団体を堺市立こどもリハビリテーションセンターの指定管理者候補者に選定する。

閉会

委員長

 以上で本日の案件の審議を終了する。
 本日の審議の結果については、事務局から堺市に書面で報告をお願いする。
 平成30年度第2回堺市子ども青少年局指定管理者候補者選定委員会を閉会する。

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このページの作成担当

子ども青少年局 子ども青少年育成部 子ども企画課

電話番号:072-228-7104

ファクス:072-228-7106

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