令和5年度第2回堺市産業振興局指定管理者候補者選定委員会会議録

令和5年度第2回堺市産業振興局指定管理者候補者選定委員会を開会する。

出席者5人、欠席者0人で、会議の開催に必要な定足数を満たしていることを確認した。

応募団体と関係のある委員はいなかった。

各委員に対して、応募団体からの接触等はなかった。

配付資料一覧により確認した。

本日の会議では、案件1「堺市立勤労者総合福祉センター指定管理者候補者選定に係る書類審査について」、案件2「堺市立勤労者総合福祉センターの指定管理者候補者選定に係る面接審査の方法について」を審議することを確認した。
なお、会議については、すべて会議録を作成し、非公開部分を除き、後日、堺市ホームページで公開する。

これから案件の審議に入る。まず、案件1「堺市立勤労者総合福祉センター指定管理者候補者選定に係る書類審査について」に関し、所管課から説明をお願いする。

いずれの応募団体も、応募に必要な条件を満たしていることを報告した。
応募団体の企画提案内容の概要について説明した。

説明について、質問はあるか。

決算書を拝見して、特に問題がある団体は見当たらなかった。
小規模の会社が安定性という点で若干見劣りはするが、会社の継続性を疑うようなレベル感ではない。

今回の指定管理者の公募にあたって、単独ではなく企業共同体としての応募もあるが、相乗効果を発揮するような提案はあまり見受けられなかった。

募集要項に障害を理由とした差別解消へ適切な対応をすることと書かれているが、もう少し配慮・対策があっても良かったのではないか。障害者施設の物品を販売する程度の取組ではなく、雇用に関することなどもう少し深く理解してほしかった。
全体的にこの項目についての記載が少なかったように思える。

障害者への合理的配慮が求められる中で、そのキーワードが明記されていたのは1団体のみであったと思う。

人員配置が10人のところもある中で、21人、22人と多い団体もある。そこまで人員が必要だと思わなかったが理由は思い当たるか。

清掃や警備業務等、現状は第三者に委託しているところを、自社で実施することによって、人員が増加するものだと思われる。建物の管理メンテナンスを主要業務としている会社は、清掃業務等を内製できるので人件費は上がるが、その分委託料が下がっていると思われる。特段の記載はなかったので、管理業務の人員が主であると思われる。

飲食提供サービススペースの運営に関する提案について、近年、コワーキングスペースが多くなっている中で、当センターのような駅から少し歩く場所で需要があるものなのかは気になる。

厨房はそのまま使えるのか。

最低限度のスペースはある。追加でフライヤーを持ち込む等の提案もあった。

LED照明にしたいという提案があったが費用負担は事業者か。

協議事項ではあるが、基本的には市で対応している。
指定管理者が光熱費を下げる目的等で自ら実施を提案する場合もあるので、その場合は指定管理者負担でお願いしている。

それでは、事務局から採点方法について説明をお願いする。

採点にあたっての注意事項を説明

質問・意見はないか

（質問等なし）

それでは書類審査を踏まえて採点をお願いする。
＜採点・審査表の回収＞

次に、案件2「堺市立勤労者総合福祉センターの指定管理者候補者選定に係る面接審査の方法について」事務局より説明をお願いする。

面接審査の進め方について説明

質問・意見はないか

（質問等なし）

「堺市立勤労者総合福祉センターの指定管理者候補者選定に係る面接審査の方法について」について承認することに異議はないか。

（異議なし）

異議なしと認め、本件は原案のとおり承認する。

＜集計結果一覧表を委員長及び委員に配付＞

それでは、案件1「堺市立勤労者総合福祉センター指定管理者候補者選定に係る書類審査について」の集計結果を発表する。

第1位　Ａ団体：400点　

第2位　Ｂ団体：355点　

第3位　Ｃ団体：326点　

第4位　Ｄ団体：321点

第5位　Ｅ団体：297点

第6位　Ｆ団体：273点

この結果、上位3社であるＡ団体、Ｂ団体、Ｃ団体が面接審査に進むこととなった。

本日の案件の審議はすべて終了した。

以上で本日の委員会を終了する。

本日の選定結果については、事務局から堺市へ書面で報告をお願いする。

以上で、令和5年度第2回堺市産業振興局指定管理者候補者選定委員会を閉会する。