排水機場・水門紹介

内川・土居川・内川放水路は、潮の満ち引き（満潮・干潮）により水面が上下している感潮河川（かんちょうかせん）です。それらの河川の沿川で、高潮・津波などの影響により河川からの溢水（水があふれ出ること）被害が発生する恐れのあるときには「竪川水門」「古川水門」を閉鎖し、潮の影響による河川の水面上昇を防ぎます。また、このような水門を閉鎖しなければならない状況において、降雨により水面が上昇するときには「内川排水機場」の排水ポンプを運転し、雨水の流入による河川の水面上昇を防ぎます。

内川排水機場、竪川水門、古川水門の位置図です。

内川、内川放水路、土居川の災害対策について図化すると下図のようになります。

排水ポンプ・1,650mmディ－ゼルエンジン駆動2台 排水能力6.5トン／毎秒
エンジン・56,000cc 600馬力 750回転／1分間
1,000mm 電動1台 排水能力2.0トン／毎秒
自家発電機 375KVA 1台
3台のポンプ運転時の排水能力は900トン／毎分です。
長さ50m×幅12m×深さ1.5mのプール一杯の水を、1分間で排水できる能力を持っています。

幅 12m 高さ 7.6m 2門
作動方法 一般電源・自家発電・手動（一部エンジン）の3段式
操作速度 通常（閉門.開門）30分 急降下（閉門のみ）6分
完成年度 平成11年に改築完成

幅 10.90m 高さ 4.65m 1門
作動方法 一般電源・自家発電・手動の3方式
操作速度 通常（閉門.開門）15分 急降下（閉門のみ）1.5分
完成年度 平成18年