予防接種について

　感染症を予防する方法の一つに予防接種があります。
これは、細菌やウィルスによっておこる病気に対し、人工的に免疫（抵抗力）をつくり、発病を予防する最も効果的な方法です。
　一般に、健康な人が予防接種を受ければ、ほとんどの人が免疫を獲得でき、通常その病気にかかりませんが、受ける人の体質、そのときの体調などによって免疫がつかないこともあります。
　病気の特徴や予防接種の効果、副反応などについて十分知っていただいたうえで、保護者の方の意思に基づいて実施しますので、予防接種手帳の内容をよく読んで、お子さんの健康状態のよいときに接種を受けられるようにこころがけてください。

　ワクチン対象となっている病気は、命や健康に大きな影響をもたらす重大なものばかりで、根本的な治療がなかったり、後遺症を残すものも少なくありません。そのため、感染症にかかる前に接種する事が大切です。新型コロナウイルス感染症の流行中ですが、できるだけ推奨されている時期内で接種いただきますようお願いいたします。