2024年　第16週(令和6年4月15日から令和6年4月21日)：大阪府

更新日：2024年4月25日

報告定点数
小児科定点（196）　　インフルエンザ定点（304）　　新型コロナウイルス感染症定点（304）　　眼科定点（51）　　基幹定点（18）

今週のトピックス

「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎増加」

　第16週の小児科・眼科定点疾患の報告数の総計は2,984例であり、前週比16.1％増であった。
　定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、RSウイルス感染症、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、手足口病、流行性角結膜炎の順で、上位5疾患の定点あたり報告数はそれぞれ5.09、4.41、3.53、1.07、0.51である。
　感染性胃腸炎は前週比10%増の998例で、三島6.63、中河内6.50、大阪市南部6.39、泉州5.67、南河内5.38であった。
　RSウイルス感染症は12%増の865例で、大阪市北部12.71、大阪市東部5.67、大阪市西部4.50である。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は37%増の691例で、大阪市南部6.39、北河内5.32、南河内4.63であった。
　手足口病は31%増の209例で、泉州2.67、中河内1.45、大阪市南部1.28である。
　流行性角結膜炎は21%減の26例で、豊能1.75、大阪市南部1.25、大阪市北部0.80であった。
　
　インフルエンザは20％減の314例で定点あたり報告数は1.03である。中河内2.00、大阪市北部1.30、三島1.04、北河内1.03、泉州0.97であった。
　
　新型コロナウイルス感染症は8％増の974例で定点あたり報告数は3.20である。泉州3.82、北河内3.75、大阪市北部3.65、大阪市南部3.44、南河内3.42であった。5歳から19歳までの年齢階層で増加した。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2024年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2024年　第16週(令和6年4月15日から令和6年4月21日)：大阪府
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	31	27	41	62	20	18	33	26	13	19	24	314
小児科内科	新型コロナウイルス感染症	110	81	150	78	82	82	130	73	33	62	93	974
小児科	RSウイルス感染症	76	24	103	85	68	72	81	178	45	85	48	865
	咽頭結膜熱	2	2	2	11	24	3	7	8	5	2	12	78
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	48	26	133	70	74	78	65	34	14	34	115	691
	感染性胃腸炎	90	106	120	130	86	81	119	72	43	36	115	998
	水痘	6	1	5	0	5	2	1	5	0	0	0	25
	手足口病	15	8	15	29	12	22	56	7	9	13	23	209
	伝染性紅斑	0	0	2	1	1	0	0	0	0	0	0	4
	突発性発しん	10	4	3	10	8	5	8	2	1	3	5	59
	ヘルパンギーナ	1	0	3	4	0	2	4	2	1	1	3	21
	流行性耳下腺炎	1	1	0	2	2	0	1	0	0	0	1	8
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0
眼科	流行性角結膜炎	7	2	2	2	0	0	1	4	0	3	5	26
合計		256	174	388	344	280	265	343	312	118	177	327	2984
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	無菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	1	0	0				1
	マイコプラズマ肺炎	0	1	1	0	0	5	2	1				10
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	0	0	0	0	0	0				0
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	1	0	0	1	0	0				2