2024年　第12週(令和6年3月18日から令和6年3月24日)：大阪府

更新日：2024年3月28日

報告定点数
小児科定点（198）　　インフルエンザ定点（307）　　新型コロナウイルス感染症定点（307）　　眼科定点（52）　　基幹定点（18）

今週のトピックス

「RSウイルス感染症増加続く」

　第12週の小児科・眼科定点疾患の報告数の総計は2,284例であり、前週比7.7%減であった。
　定点あたり報告数の第1位は感染性胃腸炎で以下、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、RSウイルス感染症、咽頭結膜熱、手足口病の順で、定点あたり報告数はそれぞれ5.08、3.08、2.23、0.36、0.35である。
　感染性胃腸炎は前週比16%減の1,005例で、三島8.18、北河内6.12、大阪市北部5.93、中河内5.75、泉州5.38であった。
　A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は7%減の609例で、北河内・大阪市南部4.00、堺市3.79である。
　RSウイルス感染症は21%増の441例で、大阪市北部3.71、南河内3.25、北河内3.24であった。7週連続で増加している。
　咽頭結膜熱は1%減の71例で、南河内1.06、泉州0.86、大阪市北部0.57である。
　手足口病は34%減の69例で、泉州0.67、南河内0.56、三島0.53であった。
　
　インフルエンザは23%減の1,539例で、定点あたり報告数は5.01である。三島6.26、南河内6.21、大阪市西部6.13、堺市5.86、豊能5.38であり、7週連続で減少している。
　
　新型コロナウイルス感染症は7％減の1,101例で、定点あたり報告数は3.59であった。堺市4.69、泉州4.35、南河内4.29、豊能4.22、大阪市北部3.65であり、7週連続で減少している。

感染症発生動向調査感染症週報(厚生労働省/国立感染症研究所)

大阪府感染症情報センター(大阪健康安全基盤研究所)

2024年堺市の感染症発生動向調査状況はこちらへ

感染症の話（国立感染症研究所）

感染症発生動向調査情報　（ブロック別・疾患別患者発生数）

2024年　第12週(令和6年3月18日から令和6年3月24日)：大阪府
定点科別	疾患別	豊能	三島	北河内	中河内	南河内	堺市	泉州	大阪市北部	大阪市西部	大阪市東部	大阪市南部	合計
小児科内科	インフルエンザ	199	169	211	131	149	170	133	101	92	75	109	1539
小児科内科	新型コロナウイルス感染症	156	74	132	85	103	136	148	73	46	55	93	1101
小児科	RSウイルス感染症	13	19	81	47	52	52	30	52	19	25	51	441
	咽頭結膜熱	2	1	14	3	17	4	18	8	0	3	1	71
	A群溶血性レンサ球菌咽頭炎	50	23	100	65	53	72	78	36	25	35	72	609
	感染性胃腸炎	93	139	153	115	85	95	113	83	41	20	68	1005
	水痘	7	5	2	2	1	4	4	1	1	0	1	28
	手足口病	3	9	5	9	9	6	14	3	3	1	7	69
	伝染性紅斑	0	0	0	1	0	0	0	0	0	0	0	1
	突発性発しん	3	3	4	4	1	2	4	4	2	2	2	31
	ヘルパンギーナ	0	2	0	0	0	1	0	1	1	0	0	5
	流行性耳下腺炎	0	0	1	1	0	0	2	1	0	0	0	5
眼科	急性出血性結膜炎	0	0	0	0	1	0	0	0	0	0	0	1
眼科	流行性角結膜炎	1	0	2	0	4	0	1	1	4	3	2	18
合計		172	201	362	247	223	236	264	190	96	89	204	2284
基幹定点	細菌性髄膜炎	0	0	0	0	0	0	0	1				1
	無菌性髄膜炎	0	1	0	0	0	0	0	0				1
	マイコプラズマ肺炎	1	1	0	0	3	0	1	3				9
	クラミジア肺炎（オウム病を除く）	0	0	1	0	0	0	0	0				1
	感染性胃腸炎（ロタウイルス）	0	0	0	0	1	0	0	4				5