石燈籠
更新日:2021年10月15日
指定区分
重要文化財
説明
日部(くさべ)神社の石燈籠(いしどうろう)は四角形のすっきりとした美しさと、和泉砂岩(いずみさがん)の細かい石質を生かした装飾性豊かな彫刻に特色があります。笠の上には、近畿地方の燈籠には珍しく火炎宝珠(かえんほうじゅ)をのせ、各部材には四天王立像(してんのうりゅうぞう)・宝相華唐草文(ほうそうげからくさもん)などが彫られています。竿(さお)に刻まれている銘文から、この石燈籠が正平24年(1369)に作られたことがわかり、制作年代の判明する工芸的に優れた石燈籠として大変貴重な作品です。
かつては重要文化財の本殿に向って右側に置かれていましたが、現在は収蔵庫内に移され、もとの場所には複製品が置かれています。
所在地
堺市西区草部262
地図情報は「堺市e-地図帳(外部リンク)」をご覧ください。
所有者
宗教法人 日部神社
特徴・大きさ
和泉砂岩 ・高さ188.0センチメートル
時代
南北朝時代 正平24年(1369年)
指定年月日
大正6年4月5日
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