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日部神社神門

更新日:2021年10月15日

指定区分
堺市指定有形文化財

説明

 日部(くさべ)神社神門は、安土桃山時代の様式を受け継ぐ17世紀前期の四脚門(しきゃくもん)です。

 旧八坂神社の門で、棟の鬼瓦に「貞享元年」(1684)の箆書(へらがき)が見られるものの、建立年代は定かではありません。

 柱上の実肘木(さねひじき)や木鼻、控え柱間の中備蟇股(なかぞなえかえるまた)などの細部意匠には、輪郭の力強さが認められ、また面取りの大きい控え柱等の軸部が太く安定感に優れています。

 四脚門の遺構が数少ない大阪府下において、安定した形式を持ち、建立年代が江戸時代初期にまで遡る可能性の有る門として、大変貴重な遺構です。

日部神社神門画像

所在地

 堺市西区草部262
 地図情報は「堺市e-地図帳(外部リンク)」をご覧ください。

所有者

 宗教法人 日部神社

特徴

 四脚門、切妻造、本瓦葺

時代

 江戸時代

指定年月日

 平成20年7月17日

このページの作成担当

文化観光局 歴史遺産活用部 文化財課

電話番号:072-228-7198

ファクス:072-228-7228

〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所高層館5階
(文化財課分室)〒590-0156 堺市南区稲葉1丁3142

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