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堺市の誘致経緯

更新日:2012年12月19日

 堺市は、2000年(平成12年)にユネスコ公式行事として、世界70の国と地域が参加した「西暦2000年世界民族芸能祭」を開催しました。民族音楽・舞踊など無形文化遺産の保護の重要性と文化を通じた平和への貢献をテーマとしたこの事業の成果や国内外のネットワークを継承するため、無形文化遺産の保護をテーマとする芸能公演やシンポジウム、調査研究などを行ってきました。
 また、仁徳天皇陵古墳をはじめとする百舌鳥古墳群の世界文化遺産登録をめざしており、【有形の世界遺産と無形の文化遺産の総合的な保護体制を整備し、人類の文化の多様性を守る】というユネスコ活動に賛同し、地方自治体としての国際協力を進め、国際的な文化交流を推進したいという考えから、ユネスコの無形文化遺産保護のための国際機関の日本、さらには堺市への誘致を文化庁などに対して働きかけてきました。
 このようななか、日本国政府は、ユネスコの賛助するアジア太平洋地域における無形文化遺産のための国際調査研究センターを独立行政法人国立文化財機構の新たな機関として設置することを決定。2009年(平成21年)10月にパリで開催された第35回ユネスコ総会で日本設置を提案し承認されました。これを受けて、堺市は市内開設を改めて要請。2011年(平成23年)3月に、国立文化財機構と堺市との間で、同センターの開設に関する協定書が交わされ、堺市博物館内での開設が決定したものです。

西暦2000年世界民族芸能祭

堺市博物館に開設された「アジア太平洋無形文化遺産研究センター」

このページの作成担当

文化観光局 歴史遺産活用部 博物館 学芸課

電話番号:072-245-6201

ファクス:072-245-6263

〒590-0802 堺市堺区百舌鳥夕雲町2丁 大仙公園内 堺市博物館

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