株式会社三天被服

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三天被服は、オリジナル女性専用作業服やオーダー作業服の企画・製造・販売を行っています。
創業は2015年で、代表の東谷麗子氏の実家はユニフォームの卸売業を営んでおり、知り合いの経営者から「現場で働く女性に着せるかわいい作業服がないんだよね」と相談を受け、業界の中でも珍しい女性専用作業服を作るため起業しました。

2016年4月、女性活躍推進法（「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」）が施行され、常時雇用する労働者が301人以上の企業は女性活躍推進に取り組むことが義務となりました。そして、2020年4月、改正法が施行され、常時雇用する労働者が101人以上300人以下の企業も義務化の対象となりました。
ただ、医療業界や飲食業界では女性専用の制服が多数流通しているものの、製造業界や建築業界は未だ男性従業員が多く、女性専用の作業服は未だほとんどないのが現状です。
そこで、製造現場で働く女性のために、体にあった軽くて動きやすい女性専用作業服を考案し、製造しています。

縫製の知識も企画の知識もなく、新規事業をどのように進めていけばよいか分からない中、中小企業の勉強会で知り合った方からインキュベーション施設「S-Cube」の存在を聞き、入居することになりました。
「S-Cube」では、インキュベーションマネージャーに経営全般についてアドバイスしてもらい、また堺市の補助金に採択されたことに背中を押してもらい、縫製・企画のプロにアドバイザーとして参加してもらい、商品開発を開始しました。