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アセアン映画フェスタ2022

更新日:2023年12月5日

「上映会&監督トークライブ@羽衣国際大学」&「オンライン鑑賞」の2通りで実施しました

本実行委員会の構成団体であり、また、開学20周年を迎える羽衣国際大学(堺市西区)で上映会を実施しました。映画上映後の、藤元監督と同大学 浮田教授の対談では、来場者からも質問やご意見等をいただき、非常に貴重な時間となりました。


浮田教授は、テレビ番組のディレクターとして活躍された方で、平成24年から同大学で教鞭をとられています。映像制作者としての視点から繰り広げられる監督への質問・コメントは、非常に興味深い内容でした。
藤元監督からは、映画制作への思いや、「海辺の彼女たち」制作にかかるエピソードなどもお聞かせいただき、あっという間の50分でした。
日本で働くすべての技能実習生が映画のような状況に直面しているわけではないのですが、こういった事実も少なからずあるのだという現状を、映画を通して初めて知った方もいらっしゃいました。
また、参加した現代社会学部放送・メディア映像学科の学生たちも、非常に刺激を受けたようでした。

上映映画作品 「海辺の彼女たち」 

脚本・監督・編集:藤元明緒

出演: ホアン・フォン、フィン・トゥエ・アン、クィン・ニュー 他
■映画祭:
第68回 サンセバスチャン国際映画祭 新人監督部門 出品
第33回 東京国際映画祭 ワールド・フォーカス部門 出品
第42回 カイロ国際映画祭 インターナショナル・パノラマ部門 出品

作品紹介

在日ミャンマー人の移民問題と家族の愛を描いた前作、『僕の帰る場所』と同監督作品。外国人技能実習生にまつわる劣悪な労働環境などが社会問題として注目されているなか、本作品は監督が実際に技能実習生から受け取ったSOSメールをきっかけにして着想された。

あらすじ

技能実習生として来日した若きベトナム人女性のアンとニューとフォンはある夜、搾取されていた職場から力を合わして脱走を図る。新たな職を斡旋するブローカーを頼りに、辿り着いた場所は雪深い港町。 やがては不法滞在となる身に不安が募るも、故郷にいる家族のためにも懸命に働き始める。しかし、安定した稼ぎ口を手に入れた矢先にフォンが体調を壊し倒れてしまう。アンとニューは満足に仕事ができないフォンを心配して、身分証がないまま病院に連れて行くが...

(1) 羽衣国際大学 映画上映会および監督トークライブ

監督プロフィール

1988年生まれ、大阪府出身。ビジュアルアーツ専門学校大阪で映像制作を学ぶ。日本に住むあるミャンマー人家族の物語を描いた長編初監督作『僕の帰る場所』(2018/日本・ミャンマー)が、第30回東京国際映画祭「アジアの未来」部門2冠など受賞を重ね、33の国際映画祭で上映される。長編二本目となる『海辺の彼女たち』が、国際的な登竜門として知られる第68回サンセバスチャン国際映画祭の新人監督部門に選出された。現在、アジアを中心に劇映画やドキュメンタリーなどの制作活動を行っている。
※『僕の帰る場所』は、「アセアン映画フェスタ2019」パンジョホールにて上映しました。

上映会日時

2023年1月25日(水曜)午後4時30分から午後7時

会場

羽衣国際大学1号館4階 堺市西区浜寺南町1-89-1
南海本線 羽衣駅 または JR阪和線 東羽衣駅から約7分

(2) オンライン上映

上映期間

2023年1月27日(金曜)午前0時から1月29日(日曜)午後11時59分まで

このページの作成担当

文化観光局 文化国際部 国際課

電話番号:072-222-7343、堺市立多文化交流プラザ・さかい(POME Sakai ポムさかい)072-340-1090

ファクス:072-228-7900、堺市立多文化交流プラザ・さかい(POME Sakai ポムさかい)072-340-1091

〒590-0078 堺市堺区南瓦町3番1号 堺市役所高層館6階
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