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平成30年度第4回堺市産業振興局指定管理者候補者選定委員会会議録

更新日:2019年1月15日

開催日時 平成30年9月18日(火曜)13時30分開会 15時40分閉会
会場 堺市役所 本館地下1階会議室A 

出席委員

委員長 北野 武司(堺市総務局行政部行政管理課 総括参事役)
委員 大西 敏夫(大阪商業大学 経済学部 特任教授)
委員 中塚 華奈(NPO法人 食と農の研究所 理事)
委員 成末 奈穂(弁護士法人オルビス 弁護士)
委員 林 大司(林公認会計士事務所 公認会計士)

欠席委員 なし
事務局

小走 伸吾(商工労働部 産業政策課長) ほか
竹平 和司(農政部 農水産課長) ほか

案件名

(1)堺市立農業公園「交流施設」の指定管理者候補者選定にかかる書類審査、面接審査、採点について
(2)堺市立農業公園「加工体験施設」の指定管理者候補者選定にかかる書類審査、面接審査、採点について

会議資料

(資料1)議事次第(PDF:74KB)
(資料2)委員名簿(PDF:73KB)
(資料3)座席表(PDF:78KB)
(資料4)選定審査方法(PDF:135KB)
(資料5-1)堺市立農業公園「交流施設」指定管理者候補者選定基準(PDF:198KB)
(資料5-2)堺市立農業公園「交流施設」企画提案書の概要(PDF:345KB)
(資料6-1)堺市立農業公園「加工体験施設」指定管理者候補者選定基準(PDF:181KB)
(資料6-2)堺市立農業公園「加工体験施設」企画提案書の概要(PDF:311KB)

開会

事務局

平成30年度第4回堺市産業振興局指定管理者候補者選定委員会を開催する。

定足数報告

委員会は委員全員出席で、委員定足数を満たしている。

申請団体からの接触等、働きかけの有無報告

各委員に対して、申請団体からの接触はなかった。

配付資料の確認

事務局

 案件に係る資料は事前に各委員に配付し、説明を行っている。

本日の案件確認

本日の案件について説明

案件1 交流施設 書類審査、面接審査、採点

委員長

第4回産業振興局指定管理者候補者選定委員会の案件の審議に入る。案件1「堺市立農業公園「交流施設」の指定管理者候補者選定に係る(1)書類審査について(2)面接審査について(3)採点について」、事務局から「申請団体が、申請要項で定められた申請に必要な要件等を満たしているかどうかの報告」及び「申請団体から提出のあった企画提案内容の概要」について説明をお願いする。

所管課

要件等を満たしているかの報告、企画提案内容の概要説明

委員長

事務局からの説明について、質問・意見はないか。

委員

<質問なし>

面接審査

<申請団体入室>

事務局

申請団体に対し、委員の紹介並びに面接審査の進め方について説明。

事務局

申請書類に基づき、プレゼンテーションをお願いする。

申請団体

申請団体出席者紹介
申請団体のプレゼンテーション(10分)

委員長

引き続き質疑応答に入る。

大西委員

当施設を運営することの農協にとって最大のメリットとは何か。また、特に出荷者の最近の変化と動向は。さらに、利用者の最近のニーズや、利用者に占める市民の割合は。

申請団体

農業協同組合として堺市の農業の振興・発展と、株主の組合員の所得向上、市民の方々への地域農業への理解の促進につながると考えている。また、出荷者としても地元産の農産物を食べてもらいそのおいしさを知っていただけるので、双方にメリットがあると考えている。
出荷者の動向としては、圧倒的に南区、中区の出荷農家の方が多いが、直売所は少量多品目生産というのを推奨しているため、生産力のかなり大きな農家が少ない。跡継ぎや高齢化の問題もある。
利用者については南区中心で、次に中区、西区。近隣の直売所を回って買い物される方や、ハーベストの丘の帰りに買う利用者も多い。日々のリピーターは南区中心。リピート率の向上と新規利用者の取り込みが一つの課題。

林委員

新規就農者が今後登録され、出荷できる見込みはどうか。

申請団体

農業塾の卒業生が登録したケースもある。栽培の指導や相談業務を担うJA堺市のメリットを生かして、生産農家育成を検討していく。

林委員

利用者のリピートへつなげる自主事業などは考えているか。

申請団体

まず栽培の講習会。販売を上げるには技術の向上が必要。またイベントとして「堺のめぐみ」を使った野菜ソムリエによる試食会や、堺市の友好都市特産市、8月31日「野菜の日」イベント、12月の創業祭での豚汁振る舞い、毎月19日前後の「食育の日」イベントなど、少しでも来ていただいた方に楽しんでいただけるようなものを実施している。
<申請団体退室>
<面接した申請団体に関する採点及び意見交換>

委員長

書類審査、面接審査を踏まえて、質問・意見はないか。

委員

<意見なし>

採点

事務局から採点方法の注意点について確認をお願いする。

事務局

採点方法の注意点について説明。

委員長

採点をお願いする。

採点

<審査表回収>

委員長

審査表を回収し、集計に入る。
<集計結果報告>
<事務局から集計結果表を委員長及び委員へ配付>

委員長

選定結果を発表する。
総合計点数309点で、申請団体の総合計点数が満点の60パーセント以上に達しているため、申請団体である堺市農業協同組合を堺市立農業公園(交流施設)指定管理者候補者として選定する。

案件2 加工体験施設 書類審査、面接審査、採点

委員長

(案件2)「堺市立農業公園「加工体験施設」の指定管理者候補者選定に係る(1)書類審査について(2)面接審査について(3)採点について」、事務局から「申請団体が、申請要項で定められた申請に必要な要件等を満たしているかどうかの報告」及び「申請団体から提出のあった企画提案内容の概要」について説明をお願いする。

事務局

申請団体である株式会社堺ファームは申請に必要である要件を満たしていることを報告。
事業計画書(企画提案書)の概要について、説明。

委員長

事務局からの説明について、質問・意見はないか。
<質問なし>

面接審査

申請団体入室

事務局

申請団体に対し、委員の紹介並びに面接審査の進め方について説明。

事務局

申請書類に基づき、プレゼンテーションをお願いする。

申請団体

申請団体出席者紹介。
申請団体のプレゼンテーション(10分)

委員長

引き続き質疑応答に入る。

大西委員

堺の施設の独自性・特色について、他の地域と違いがあるのか。

申請団体

例えば滋賀のブルーメの丘というところがあるが、雰囲気はお花や動物など同じ部分はあるが、独自性というところでは、堺は都市近郊型でありながら南部丘陵地域に代表される自然がまだ残っているというところは、他の地域と違うところである。

林委員

平成29年度は入場者数が少し苦戦されたようだが、その原因分析とこれからの対処法は。また、親会社であるワールドホールディングスとの今後の協力体制はどんなものか。

申請団体

平成29年度は台風被害があり、秋の利用者数が減っているが、今年度は新しいアスレチック施設を導入して集客を図っている。来年度以降も、投資をどんどんしていこうという流れがある。アスレチック周辺においても、自然体験や野外体験ができるようエリア一帯のリニューアルを検討中。来年度以降、最終的には入園者50万人という目標に向けて邁進する。ギフトは前年をかなり上回ってきており、今年度に4月にオープンした販売店のバウムクーヘンも売り込みを計画している。

成末委員

今年度から民間エリアの方ではアスレチックやバーベキュー場等の設備投資をされているが、指定管理エリアの事業計画を聞きたい。

申請団体

新しい動物の導入について検討中である。

中塚委員

糞尿処理機を活用した飼料化と書いているが。

申請団体

動物の糞尿などを一旦糞尿処理機で混ぜ、それを肥料として畑に使う。飼料と書いてあるが肥料化の誤りである。

中塚委員

この肥料も近隣の農家に一緒に使ってもらうなど、地域としてのタイアップなどはお考えか。

申請団体

今現在もやり取りはある。園内で使い切れない肥料を希望して取りに来られる方に無償でお渡ししている。

大西委員

今後、利用者はどのような方々のターゲットになるのか。

申請団体

これまでファミリー層が圧倒的に多かったが、近年若い女性のSNS投稿が増え、若年層の利用も多い。花畑は子供から年配の方まで来られている。動物の方も子供だけでなく大人も楽しめるようなショーなど開催している。

林委員

アスレチックや乗馬体験など新しい事業に取り組む中で、適正な人員配置や安全・安心をいかに確保するかというところをどう認識しているか。

申請団体

マルチタスクという形での考え方はあるが、安全面には配慮してしっかり人員配置を行って運営していきたいと考えている。

林委員

外注もある程度見込んでいるのか。

申請団体

外注していた部分もあるが、やはり従業員がもっと自分たちの意識を高めて、清掃等、自分たちで出来ることはやっていこうという意識を持って、取り組んでいる。
<申請団体退室>

面接した申請団体に関する採点及び意見交換

書類審査、面接審査を踏まえて、質問・意見はないか。

林委員

去年、今年と猛暑や台風でご苦労されているかと思う。民間エリアの決算書を見ている限りは相当苦しい感じかなと。新しくスポンサーになられたワールドホールディングスが設備投資の面を含めて、どの程度までバックアップしていくのか。積極的な集客対策に期待している。

中塚委員

動物がすごくきれいになったように感じていた。掃除を徹底されているということで、スポンサーが変わったことで新たな意識醸成ができているとお見受けした。

林委員

パスポートの人はそんなに減っていない。気候が変動して難しい中、いろいろと苦心されている気がする。

成末委員

アスレチックエリアにかなりの設備投資をしているが、有料であるし、これがうまく回っていけばいいが。

林委員

修繕について、18年経って、経年劣化もあって、長期計画で修繕を考えなくてはいけないが、指定管理者と市との間での、設備投資のすみ分けはどうなっているのか。台風など被害があった時にどこまで指定管理者の方でするのか。

回答

市の施設、建物、付属施設などがあるが、基本は60万円を超えるようであれば市が修繕し、それ以下では指定管理者の方でする取り決めになっている。全体的な計画では経年劣化等を含めて話し合いをする。
経年劣化である程度見込みが立つものもあるが、調理の厨房関係の機械は突然壊れる場合があり、そういう突発的なものは臨機応変に対応する。

採点

委員長

採点をお願いする。

採点

委員長

審査表を回収し、集計に入る。

集計結果報告

<事務局から集計結果表を委員長及び委員へ配付>

委員長

選定結果を発表する。
総合計点数315点で、申請団体の総合計点数が満点の60パーセント以上に達しているため、申請団体である株式会社堺ファームを堺市立農業公園(加工体験施設)指定管理者候補者として選定する。
以上で本委員会を終了する。

閉会

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産業振興局 産業戦略部 産業企画課

電話番号:072-228-7414

ファクス:072-228-8816

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