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第1回堺市議会議員及び市長の倫理に関する調査会

更新日:2023年8月22日

令和5年7月14日開催

出席委員(13人)

(市民選出委員:五十音順)
伊藤 みどり委員、今西 慕紅委員、大槻 信之委員、岡本 寛史委員、鎌苅 聖二委員、田邊 邦裕委員、藤澤 綾香委員
(議会選出委員:五十音順)
伊豆丸 精二委員、乾 友美委員、加藤 慎平委員、田代 優子委員、西川 良平委員、渕上 猛志委員

会議の内容

午前10時開会

事務局 

 定刻になりましたので、ただいまから令和5年度の第1回倫理調査会を開催いたします。
 本日はお忙しい中、御出席いただきありがとうございます。
 私、総務課の古下と申します。よろしくお願いいたします。
 それでは、まず倫理調査会の委員の皆様を御紹介させていただきます。
 まず、市民選出委員の皆様から五十音順で御紹介させていただきます。

(市民選出委員御紹介)

 以上、7人が市民選出委員の皆様でございます。
 次に、議会選出委員の皆様を同じく五十音順にて御紹介させていただきます。

(議会選出委員御紹介)

 以上、6人が議員選出委員の皆様でございます。
 以上、13人の皆様方に、堺市長より「堺市議会議員及び市長の倫理に関する調査会」の委員を委嘱させていただきました。委嘱書はあらかじめお席に置かせていただいておりますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、今回委嘱された委員の皆様に、副市長、佐小元士より御挨拶を申し上げます。

佐小副市長

 皆様、改めましておはようございます。
 堺市副市長の佐小でございます。
 本日は公私何かと御多忙な中、令和5年度第1回堺市議会議員及び市長の倫理に関する調査会に御出席いただき、誠にありがとうございます。
 本年6月1日付けで新たに委員となられました皆さんの初会合でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 また、皆様には平素より、市政の各般にわたり御理解と御協力を賜り誠にありがとうございます。
 さて、本調査会でございますが、昭和58年に全国の自治体に先駆け、市議会議員と市長の政治倫理に関する基本理念や行動原則をうたい、資産公開を定める「倫理条例」が制定されたことに伴いまして、資産公開の実効性を担保するために資産報告書等を審査することを目的に設置されたものでございます。設置から40年が経過する中で、公正で開かれた本市における政治倫理の確立に大きく貢献してきたほか、各地の自治体における首長や議員の資産公開制度に対しましても、先導的な役割を果たしてまいりました。
 また、市民の市政参加の先駆けとして市政の推進にも大きく貢献してきたものと考えております。委員の皆様方におかれましては、これから2年間、大変御負担をおかけいたしますが、幅広い視点から、公平かつ厳正な審査をしていただきますようお願い申し上げまして簡単ではございますが、御挨拶とさせていただきます。皆様どうぞよろしくお願いいたします。

事務局

 続きまして、事務局職員の紹介をさせていただきます。

(事務局職員紹介)

事務局

 本日はどうぞよろしくお願いいたします。
 ではまず、お手元の会議資料の御確認をお願いいたします。
 順に、机の左側にあると思いますが、会議次第、配席表、右肩に資料番号を付してありますが、資料1の資産等報告書等の審査に係る審査依頼文のコピー、そして資料2が倫理調査会についての概要説明資料、資料3が今年度の年間スケジュールです。よろしいでしょうか。
 それから、机の右側にある青色のファイルが今年度提出ありました令和5年の資産等報告書等です。そして黄緑色のファイルが前年分、令和4年の資産等報告書等になります。次に右肩に参考と書いてありますのは、昨年度の審査結果をまとめた意見書です。これについては、後ほどご説明いたします。次に緑色のファイルがございます。中を開けていただきまして、資料の目次があります。1番から12番、この資料について、それぞれ対応する箇所にインデックスを付けています。
 また、会議資料とは別に審査を行っていく上での参考資料としまして、「自動車の所有及び利用状況」、「議会委員が所属する各種審議会等」、それから「議員役員名簿」を机上に御用意しております。
 最後に西川良平議員及び永藤市長から資産等報告書等について「訂正届」が提出されておりますので、その写しを配付しております。
 資料の確認は以上となりますが、何か資料に不備等はございませんでしょうか。何かありましたら後でも結構ですのでおっしゃってください。
 本日の予定でございますが、まず会長・副会長の選出を行った後に、倫理調査会の設置根拠となっております倫理条例の趣旨や調査会の役割及び今年度の審査スケジュールを説明させていただきます。
 その後、次回の日程を確認させていただきまして、全体で1時間程度を目安に本日の会議は終了となりますが、市民委員の皆様におかれましては、恐れ入りますが、会議終了後、事務局から緑色の資料ファイル6番「記入の手引き」について説明をさせていただきます。各議員、市長はこの手引きに沿って報告書を作成しておりますので、項目ごとに報告する内容や書き方について、審査方法などの確認をいただきたいと思います。こちらの所要時間も全体で1時間程度を予定しております。
 それでは、次第3の会長・副会長の選出を行います。会長・副会長が決まるまでの間、仮議長を選出したいと思います。これまでの仮議長の選出につきましては、議会選出委員の中から、最年長者にお願いすることを慣例としてまいりました。今回につきましても、議会選出委員の中で、最年長でいらっしゃる田代委員に仮議長をお願いいたしたいと思いますがいかがでしょうか。

(「異議なし」という声あり)

事務局

 異議なしということですので、田代委員よろしくお願いいたします。

田代委員

 田代でございます。よろしくお願い申し上げます。
 それでは誠に僭越ではございますが、会長が選出されますまでの間、仮議長を務めさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
 早速ではございますが、会長及び副会長の選出方法についてお諮りしたい点が2点ございます。
 まず、会長・副会長の任期についてでございます。任期については、平成元年度の調査会での申し合わせでは、正副会長の任期は1年とし、再任は妨げないこととなっております。以来、その例に倣って運営されています。そこで今回も、従前通りの扱いとしてよいかというのがまず1点です。
 次に、選出の方法ですが、堺市長の倫理に関する条例施行規則第14条第2項で「会長は公募による委員のうちから、副会長は議員である委員のうちから、委員の互選によりこれらを定める」となっております。
 これまでは市民選出委員と議会選出委員がそれぞれ個別に話し合いの場を持っていただき、市民選出委員は会長を、議会選出委員は副会長をそれぞれ推薦し、全体の会議でそれを承認するという方法をとっておりますが、今回も同様の方法で選出することとしてよいかというのが2点目でございます。
 以上の2点をまとめてお諮りいたします。御異議等ございませんでしょうか。

(「異議なし」という声あり)

 

田代委員

 異議なしとの御承認をいただきましたので、正・副会長の任期は1年とし、再任を妨げないことと決定いたします。また、選出方法についてはこれまでと同様の方法によることとします。
 では、ただいまから調査会を一時中断し、市民選出委員、議会選出委員のそれぞれに分かれまして協議をしていただきます。15分程度時間をお取りいたしますので、その間に御協議ください。協議の部屋へは事務局がそれぞれ御案内いたします。

(別室にて審議)

田代委員

 ただいまから調査会を再開いたします。
 それでは、市民委員のほうから会長を御推挙願います。

大槻委員

 はい、よろしいでしょうか。田邊委員を推薦します。

田代委員

 次に議会選出委員のほうから副会長を御推挙願います。

渕上委員

 はい、西川委員を副会長に推薦したいと思います。

田代委員

 ありがとうございます。
 ただいま、会長には田邊委員、副会長には西川委員の御推挙いただきました。それぞれ正・副会長に御就任いただくことに御異議ございませんか。

(「異議なし」という声あり)

田代委員

 御異議なしということで、会長には田邊委員、副会長には西川委員に御就任いただくことに決定をいたします。
 それでは、これより先は会長に議長を引き継がせてさせていただきます。御協力どうもありがとうございました。

事務局

 田代委員ありがとうございました。
 では、会長・副会長におかれましては、席の移動をお願いできますでしょうか。
 お待たせしました。会長・副会長が選出されましたので、ここで正・副会長を代表いたしまして、会長から御挨拶をお願いいたします。

田邊会長

 ただいま会長に選出をいただきました田邊と申します。よろしくお願いいたします。
 会長就任にあたって、一言御挨拶を申し上げたいと思います。このたびは、皆様方の御推挙を賜りまして、会長という大役を仰せつかって大変恐縮しております。今後は、副会長の西川委員と一緒に条例の趣旨にのっとり、公正公明な倫理調査会の運営に取り組んでまいりたいと思います。私、まだまだ若輩者でありますので、委員の皆様方におかれましては、率直な御意見をいただくとともに、会議の運営に御協力賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

(拍手)

事務局

 ありがとうございました。
 では、次第の4、令和5年度資産等報告書等の審査の依頼に入らせていただきます。
 依頼は、市長に代わりまして佐小副市長から行わさせていただきます。

佐小副市長

 それでは、市長に代わりまして、審査の依頼をさせていただきます。
 資産等報告書等の審査について、堺市議会議員の倫理に関する条例第8条第1項の規定により議員の令和5年資産等報告書等の審査を、また堺市長の倫理に関する条例第8条第3項の規定により、市長の令和5年資産等報告書等の審査を求めます。令和5年7月14日堺市長永藤英機。
 どうぞよろしくお願いいたします。

田邊会長

 よろしくお願いいたします。

事務局

 ここで、大変恐れ入りますが、副市長は他の公務がございますので、これにて退席させていただきます。

佐小副市長

 皆様、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

(佐小副市長、退室)

事務局

 規則の第15条において、会長が議長となると規定されておりますので、ここからの議事進行は会長へお願いすることといたしたいと思いますが、次の議題に入ります前に、一旦休憩のお時間を10分ほど取らせていただきます。
 10時45分を再開といたしますのでよろしくお願いいたします。

(休憩)

田邊会長

 それでは、皆様おそろいかと思いますので、会議のほうを再開いたします。
 次第5に入らせていただきます。倫理調査会の設置根拠となっております倫理条例の趣旨や、調査会の役割について、事務局から説明を受けたいと思います。なお、これから説明の後に、私から「質問等ありますか」と随時声かけをいたしますので、御質問等がある場合に、必ず挙手をいただいて、私から御指名させていただいた後に、席の前のマイクのスイッチを入れていただいて、御発言いただきますようよろしくお願いいたします。
 では、事務局からよろしくお願いいたします。

事務局

 事務局の片山です。先ほどの副市長の挨拶と少し重なる部分もございますが、私からは、倫理条例の制定の経過と条例の趣旨につきまして、御説明させていただきます。着座にて失礼いたします。
 まず、条例の制定経過を少しお話させていただきますと、昭和56年に公共工事に係る汚職事件により、収賄罪で市職員と市議会議員が逮捕されました。職員は懲戒免職となったのですが、議員については、執行猶予付きであったことから、失職を免れることとなりました。このことが契機となりまして、市民による条例制定の直接請求の動きにつながり、昭和58年に堺市において、全国初の「堺市議会議員及び市長の倫理に関する条例」が制定されました。この条例の第1条には、「市民全体の奉仕者として、その倫理性を自覚し、いやしくも自己の地位による影響力を不正に行使することによって、いかなる報酬も受領しないことを市民に宣言するとともに、高潔性を自らすすんで市民に実証し」との表現がございます。これは、市長や議員といった公職にある立場や権限を、お金のために不正に使うようなことがあってはならないという趣旨をうたっております。従いまして、この調査会では、条例や規則に基づいて提出されました資産等報告書等における書面審査などを通じまして、市長や議員がその立場を不正に利用して得た資産や収入がないかどうかを審議することを目的としており、「市長や議員は報酬をもらいすぎではないか」というような意見を述べたり、その是非を議論したりする場ではなく、収入や資産について、どこからどのように得ているのか、そこに不自然な点はないかといった視点から御審査いただきますように、よろしくお願いいたします。
 なお、条例には作成しなければならない報告書に関する規定や、その閲覧・保存に関する規定、本調査会の設置に関する規定などが定められております。
 また、規則では、条例で定めた事項の補足、この調査会の運営に関する事項等を定めております。それぞれの細かな説明につきましては、お時間の関係もございますので、この場では省略させていただきます。条例、規則はお手元の緑色のファイルに資料としてとじておりますので、お手数ではございますが、各自お時間のある際に御確認いただきますようによろしくお願いいたします。
 私からの説明は以上です。続きまして、事務局の田中から、倫理調査会の役割等につきまして御説明させていただきます。

事務局

 事務局の田中です。私からは、倫理調査会の役割等について御説明をさせていただきます。お手元の資料2「倫理調査会について」を御参照ください。恐れ入りますが、着座にて失礼いたします。
 まず「1 会の設置規程」についてですが、倫理調査会は先ほど、片山より御説明させていただいたとおり、昭和58年に制定されました「堺市議会議員及び市長の倫理に関する条例」と国の法律、資産公開法に基づき制定された「堺市長の資産等の公開に関する条例」、この2つ条例を一本化した「堺市長の倫理に関する条例」に基づき設置されている附属機関でございます。
 「2 会の構成について」は、倫理調査会は公募により選出されました市民委員7人と議会から選出されました委員6人の合計13人で構成されております。
 次に「3 会としての主な役割」について御説明させていただきます。市長及び議員は条例及び規則の規定に基づき、毎年、資産等報告書、所得等報告書、関連会社等報告書、資産取引報告書という4種類の報告書を作成・公開しています。これらの4つの報告書をまとめまして、「資産等報告書等」と呼びます。
 倫理調査会では、この資産等報告書等の内容につきまして各議員、市長、それぞれ審査を行い、その結果を「意見書」としてまとめ、市長及び市長を通じて議長に提出いたします。
 また、この「意見書」につきましては、堺市のホームページや市政情報センター等におきまして、市民の皆様に広く公表しております。先ほど、配付の資料の確認のときにふれましたが、参考に昨年度の意見書を配付しておりますので、後ほど御確認いただければと思います。
 また、このような通常の審査のほかに市民の閲覧に供された「資産等報告書等」につきまして、市民から市長へ調査請求があった場合にはその調査及び結果報告を行います。なお、倫理調査会の委員として職務上知り得た個人情報や秘密につきましては、委員の期間は言うまでもなく、その任期を終了した後も、他に漏らしてはならないと条例第8条第7項に定められておりますのでよろしくお願いいたします。
 私からの説明は以上です。

田邊会長

 ありがとうございました。それでは、ただいまの事務局からの説明について、何か御質問等はございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
 それでは、ないようですので、次に、西川良平議員と永藤市長から訂正届が提出されておりますので、その報告と今後の倫理調査会の開催スケジュールについて事務局から説明をよろしくお願いいたします。

事務局

 では、まず西川良平委員からの訂正届についてから御説明いたします。
 お手元に配付の訂正届を御覧ください。
 令和5年「資産取引報告書」の「前年の資産取引」別紙6について取引期日に記載誤りがあったとのことで訂正届が提出されています。
 次に、永藤市長からの訂正届について御説明いたします。
 令和2年分、3年分、4年分の「関連会社等報告書」の「2 報酬のないもの」の別紙1について、記載漏れ及び記載誤りがあったとのことで訂正届が提出されています。
 訂正届については以上でございます。
 次に、倫理調査会の開催スケジュールについて御説明いたします。
 お配りしております資料3「年間スケジュール表」を御覧ください。
 スケジュール表には、今年度の開催予定と2年前の前回委員の方の任期の最初の年にあたる令和3年度の開催実績及び前回委員の方の2年目の年の令和4年度を参考に記載させていただいております。
 令和3年度は、審査としては3回行いました。審査対象者は49人いらっしゃいましたので、3回の審査回数で平均すると1回あたり16人程度の審査をしたということになります。
 当然、各回での審査のスピードも若干異なりますが、今年度も同様に4回程度開催するといたしまして、年間の市議会の日程や3月に意見書をまとめて市長に提出を行うことを踏まえますと、およそスケジュール表のとおり予定したいと考えております。
 開催日時は、都度調整させていただきまして、議事の中で皆さんにお諮りして、決定することとなります。以上です。

田邊会長

 ありがとうございました。
 それでは、ただいまの訂正届及びスケジュールについて、何か御質問等はございませんでしょうか。よろしいでしょうか。
 では、次回の開催日程についてですが、スケジュールに記載のとおり、以前に事務局より日程調整をさせていただいたかと思います。8月4日に開催させていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。

(「異議なし」という声あり)

田邊会長

 ありがとうございます。
 それでは、次回からは審査のほうを行っていきたいと思います。次回開催まで、短い期間にはなりますが、ひとまず20人を目標にして進めたいと思っております。

 審査における順序ですが、倫理調査委員である議員の方の審査につきましては、例年後回しにしております。令和5年度資産等報告書等の目次の順番で言いますと、委員である加藤議員、渕上議員、乾議員、伊豆丸議員、西川良平議員を除きまして、1ページ、萱野議員から、431ページ、木畑議員までです。次回までに木畑議員まで見ておいていただくということでよろしいでしょうか。

(「異議なし」という声あり)

田邊会長

 ありがとうございます。
 では恐れ入りますが、事前に御確認のほうよろしくお願いいたします。
 それでは、これをもちまして、第1回倫理調査会を終了いたします。

午前10時57分閉会

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