庁議議事要旨　令和5年7月18日

佐小副市長
　私のこれまでの経験から、管理職が自分の組織にボールがあるかどうかの確認を始めると、その組織にはリスクがあると考えられる。手元にボールがないことで安心し、極端な場合は同じ部局の中でキャッチボールを始めることもあるが、それでは創造的な仕事はできない。
　縦割りではなく、組織間で連携し、共感事項としてボールを取り扱う必要がある。また「ボールがある」ということは、「積極的に課題の解決に取り組むことができる状態にある」という意識を持ってもらいたい。局長、区長の皆さんには、局・区内の管理職の様子を注視してもらいたい。
田雜副市長
　私は仕事を進めるうえで、コミュニケーションが重要だと思っている。7月14日付けで副市長に着任し、多くの庁議構成員の皆さんとはまだ直接お会いできていないが、どんな事案でも報告、連絡、相談してもらいたいし、可能な限り対面で議論させてもらいたい。

・市長公室長　案件説明
資料(PDF:374KB)
産業振興局長
　JA堺市は農業振興を進めている重要なパートナーであるが、今回の包括連携協定（以下、「協定」という。）の趣旨は農業振興分野だけでなく、子育て、健康などの5分野での多岐にわたる連携である。
　この協定は、都市部での農業の魅力向上や地域、市民の皆様への農業理解の推進の一助にもなると考えている。地域と農業が支え合う好循環が生まれるよう、産業振興局だけでなく、他の所管にもこの協定を活用していただきたい。
佐小副市長
　南区長を務めていた頃から、この緑と農は本市の貴重な財産であると考えていた。JA堺市は活動内容が幅広く、また地域の方々とも密着しているので、現在の協定の取組だけに限らず、新たな取組を全庁的に推進し、この協定をよりよいものにしてもらいたい。