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庁議議事要旨 平成25年12月24日

更新日:2013年12月25日

議会を終えて

市長
 平成25年の第4回定例会が閉会した。皆さんご苦労さま。今議会では、補正予算案や条例案など我々が提案した議案について全て原案どおり可決いただいた。
 キッズサポートセンターさかい事業については附帯決議をいただいたが、真摯に受け止めたいと思っている。議会に対し、必要かつ十分な説明をすることは我々の責務。今回の附帯決議を踏まえ、議案の提案に先立ち、どのようなことをどのような形で議会に説明することがいいのか、どういうふうな仕組みを作っていったらいいのかということを考えなければならないと思っている。
 大阪府では、議会の前に政調会というものをやっており、全ての議案について、全ての議員の方に説明するという機会がある。そういった仕組みも検討しなければならないのではないか。
 これは議会の政務調査活動の一環であるので、議会の皆さんとよく話をしながら、どういう形でコミュニケーションをとっていくか、ということを考えたい。
 また、議員の皆さんへの資料提供等の問題についても指摘があった。私も答弁したが、いつまでにこの資料が必要か、ということを相手に確認することも必要。議会の皆さんとは、そのあたりのコミュニケーションもしっかり取っていきたいので留意いただきたい。

財政局長
 議会への説明の件は、しっかりと対応してまいりたい。当初予算等の議案を提案する2月議会については、各局長にも出席してもらい議会に対して説明しているところ。その他の議会についても事前に財政担当から一定程度説明しているところであるが、より効果的な方法について検討してまいりたい。

その他報告事項

危機管理監
 今年度の震災対応図上活動訓練の実施について報告する。今回の図上活動訓練については、平成26年1月17日の防災とボランティアの日に、今年3月に制定した「堺市業務継続計画(BCP)【地震災害編】」の検証訓練を実施する。
 訓練では危機管理室から、危機管理センターや各局・区に対し「ある地域で擁壁が崩れそうである」といった状況付与を行い、災害対応業務及び優先通常業務について、手順の確認等を行ってもらう。
 災害対応業務の手順確認の例として、状況付与により危機管理センターや関係各局、各区が対応するにあたっての手順を検証し、BCPやマニュアルの確認や今後の改正等を行う際の材料とする。また、優先通常業務の開始時期についても、訓練による災害状況と限られた人員の中での再開時期について再考し、必要に応じ今後の改正を検討する。
 訓練時間は、9時30分から11時30分の間に発災後3時間経過、24時間経過、3日経過という3つのフェーズに区分し、BCPにより算定されている参集予想人員により実施する。13時30分からは、災害対策本部のレイアウト配置訓練を、危機管理センター員により実施し、14時30分からは、防災行政無線や衛星電話を活用した通信訓練を実施する。
 各局、各区役所においては、危機管理センター員の派遣並びに各局・各区での情報伝達訓練の実施などに協力いただきたい。
 次に、平成26年度の大阪880万人訓練については、今年と同日同時刻の平成26年9月5日金曜日、午前11時に実施することが決定した。
 今年の880万人訓練では、全小中学校園で訓練が実施されたほか、危機管理センターや各局、区役所における初動対応訓練や情報伝達訓練の実施、さらに東区及び南区では地域や学校と連携した避難所開設訓練などが実施されるなど、全庁的に取り組んでもらった。
 引き続き、この訓練の充実・拡大を図ってまいりたいと考えているので、各局、区には協力願いたい。詳細については決まり次第報告する。

堺区長
 1月5日にJ-GREEN堺で、「たむけんCUP~すべては関西の笑顔のために~」というフットサル大会が開催される。大会には、3クラスで16チームずつ、計48チームが参加する。お笑いタレントによる日本一おもしろいフットサル大会ということで、新春の一日を楽しんでいただけるイベントであり、今後、恒例で開催されるようなことがあればよいと考えている。
 また、南大阪随一と言われている堺の「えべっさん」が催される菅原神社や、日本最古の戎神社である石津神社もたくさんの人で賑わう。
 1月13日には、市内全区で成人式がそれぞれ開催される。今年の新成人は堺市全体で7,711人で、各会場で工夫を凝らして開催される。堺区の会場は市民会館で、現在の市民会館での最後の開催になる。堺区には市長が出席し、その他の会場は市長のメッセージビデオを上映する予定。

中区長
 中区の行事を2つ紹介する。
 1つは、毎年1月6日に恒例で開催される「深井清水町自治会 初春さわやかウォーク」。今回は、野々宮神社をスタートし、途中、百舌鳥八幡や仁徳天皇陵古墳やニサンザイ古墳を参拝するなどして、百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録を祈願する。今回で23回目の開催となるが、毎年100人以上の方が参加される。
 2つめは「八田荘地区新春駅伝大会」。蜂田神社(お鈴の宮さん)の氏子8町の青年団対抗で、小学校を起点に八田荘地区を一周する駅伝。60年以上続いており、成人の日にだんじりの曳き手の体力強化を目的に始まったということだが、現在でも、町内の期待を一身に受けた若者たちのはつらつとした姿を見ようと沿道に多くの区民の方が集まる新春の恒例行事となっている。

東区長
 東区の年末の催しとしては、毎月第3水曜日に実施している区役所の「ボランティア清掃」を一年の締めくくりとして、12月27日午前8時20分から実施する。毎回、この活動には30人程度の職員が参加しているが、今回は50人程度の参加をめざしている。
 また、黒山警察署と合同で「年末夜警 陣中見舞い」を行う。3班体制で12月28日午後7時から11時の間、9校区53か所の自治会、防犯詰所を訪問する。
 1月1日の午後12時30分には、断酒を決意する場として、「堺市断酒連合会主催の元旦例会互礼会」が東保健センターで開催される。会員約200人が参加されるとのこと。断酒会は各区で組織されており、毎週一回例会を開催しているが、毎年元旦の日に各区持ち回りで堺市全体の例会互礼会を開催している。
 また、区内最大の神社である出雲大社大阪分祠では、1月1日午前0時より「元旦祭」が開催される。毎年三が日で約35,000人の参拝客で賑わっている。

西区長
 西区にはたくさんの神社があり、各神社で初詣が行われる。その中でも大鳥大社は、参拝客が約50万人、露店も150店舗以上並ぶという大変な賑わいを見せる。
 家原寺の初詣では、除夜の鐘の数にちなんで先着108人の方に記念品が配られると聞いている。この家原寺は「知恵の文珠さん」として有名で、受験シーズンにはたくさんの参拝客が訪れるが、1月14日と15日には、無病息災を祈願して、「どんと法要」が行われる。メインは15日午後5時からのとんどの点火で、毎年数万人の方々が訪れる。
 また、日本最古の戎神社とも言われる浜寺石津にある石津太神社は、12月14日の「やっさいほっさい」という火渡りが有名だが、戎様が神体ということで1月9日から11日にかけていわゆる「えべっさん」という行事が行われる。

南区長
 年末に夜警に回らせていただく。警察・消防・区役所・防犯協会が合同で、27日、28日の両日に分けて実施する。
 年始には、1月2日からハーベストの丘でちゃんこ鍋の振舞いや餅つきがある。また、ビッグバンでは、年明けうどんや猿回しショーなど様々なイベントをやっている。
 南区にも神社仏閣があるが、多治速比売神社でも餅まきがある。桜井神社でも十日戎に合わせて、10日に福餅まきがある。
 豊田にある福徳寺では、1月19日午前10時からの護摩法要の後、火渡りの行事があり、焼いた護摩を敷き詰めて火がまだついている中を裸足で上を歩くという行事をやっている。これは石津太の「やっさいほっさい」によく似たもの。

北区長
 北区には、金岡神社や華表神社など歴史ある神社があるが、本日は百舌鳥八幡宮を紹介する。
 元旦の午前0時に「越年祭」という参内にかがり火を焚き、氏子さんによる初太鼓によって参拝客を迎えるという儀式がある。また、午前8時からは歳旦祭という儀式がある。
 特に2日には、古式弓道射初式という恒例行事がある。午前11時から12時までの1時間、大阪府の弓道連盟の師範の方々により境内で約60メートル離れた的の競射を演じるという行事で、江戸時代初期から五穀豊穣を祈念して続けられている行事である。通常、競射は30メートルで行われるようであるが、60メートルというのは、関西では百舌鳥八幡宮と京都の三十三間堂だけと言われており、泉州地域では唯一である。
 3日は、堺珠算協会主催による「珠算はじき初め式」が行われる。この3日間で、約8万人の方が参拝されると聞いている。

美原区長
 美原区では、夜警で詰め所を33か所回る。12月31日には、午後11時から法雲寺で除夜の鐘つきがあり、これは誰でも鐘を突くことができるということで非常に多くの方が来られる。
 1月16日には、平尾小学校の餅つき大会に招待されており、子どもたちと一緒に餅つきをすることになっている。1月18日には、東区と共同で「社会を明るくする運動」において、私が講演させていただく。

市長挨拶

市長
 先ほど各区長から年末年始をはじめとしたイベントについて紹介があったが、非常に歴史のある貴重なイベントがたくさんあるので、色々なところから来ていただけるようにPRをしてもらいたい。
 今年を振り返ると、市長選挙期間中に市庁舎を離れている時期が多かったが、職員の皆さんには市政を滞りなく進めてもらったことについて、改めて感謝を申し上げたい。
 選挙では「大阪都構想」が争点になったが、私が市民の皆さんに訴えたかったのは市民サービスをどのように向上させるかということ。それを「堺ビジョン1・3・1」で示したところ。今後このビジョンをしっかりと着実に前進させることに努めたい。
 また、年明けから平成26年度予算編成に向けた議論が本格化するが、スピード感を持って、しっかりとエビデンスを示しながら、納得のいく予算編成をしていきたい。
 よりよい市政を進めていくということで、引き続き「チーム堺」一丸となって、堺の市民の幸せの増進のために努めていきたい。
 今年も一年、副市長、局長、区長、一般職員の皆さんまで、非常にお世話になったことを改めて御礼申し上げる。
 議会、そして予算と緊張状態が続いている日々かもしれないが、この年末年始はリラックスしてゆったりと新しいお正月を迎えていただきたい。是非とも健康管理には注意していただきたい。自分の健康は家族のため、部下のため、もとより本人のため。大切な体である。
 その旨、それぞれ所属の職員の皆さんにも徹底するように伝えていただきたい。また新しい年を皆さん方と迎えたいと思う。平成26年が輝かしい年になることを祈念して私の挨拶とさせていただく。

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市長公室 政策企画部 政策推進担当

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