津波避難について
更新日:2026年6月12日
南海トラフ地震は今後30年以内に発生する確率が60%~90%程度以上とされる地震です。
令和8年3月の大阪府からの公表では、堺市全域で震度6弱の揺れと、地震発生から約100分後には1mの津波が到達し、最大津波水位は堺区で4.3m、西区では4.7mと想定されています。
地震が発生したら、まずは身の安全を確保し、落ち着いて、揺れがおさまったら浸水のおそれがある地域からすぐに立退き避難を開始してください。早めの立退き避難で、津波から命を守ることができます。
大津波警報・津波警報が発表されたときは
すぐに「立退き避難」(基本の避難行動)
JR阪和線を目標に、東の高い所(標高6.8mより高い所)へ徒歩ですぐに立退き避難を開始してください。
・津波避難対象地域では、津波警報・大津波警報が発表されたときは直ちに避難を開始してください。
・津波注意地域では、大津波警報が発表されたときは、直ちに避難ができるよう準備してください。
基本の避難行動
「立退き避難」とは
「立退き避難」とは、自らがいる建物から離れ、高台や津波避難ビル等の指定緊急避難場所など、安全な場所に移動することです。
なぜ「立退き避難」が必要?
「立退き避難」が原則である理由は、過去の津波災害の実態や津波の特徴をふまえ、屋内(施設内)では身の安全を確保することができるとは限らないからであり、国の「避難情報に関するガイドライン」に次のことが示されています。
・東日本大震災の際には、津波浸水深が1.5~2.0mであっても木造家屋の倒壊・流出が約3割であったこと
・津波が想定を上回る津波高さとなる可能性があること
・津波は勢いがあるため、海岸付近における津波高さよりも標高が高いところまで駆け上がること
・地震の揺れによる海岸堤防の破壊や地盤沈下により、津波の浸水範囲が広くなる場合があること など
また、津波の浸水により自動車から出火し、漂流物や油類へ燃え移ることなどで発生する津波火災に巻き込まれたり、繰り返す津波により建物内で孤立する可能性があるため、浸水のおそれがある地域からできるだけ離れることが重要です。
「立退き避難」がかえって危険である場合は「緊急安全確保」
逃げ遅れてしまった、津波が襲来している状況で「立退き避難」がかえって危険であると自ら判断する場合には、自宅・施設等の少しでも浸水しにくい高い場所や、近隣にある相対的に高く堅ろうな建物等へ緊急的に移動する「緊急安全確保」により、安全を確保してください。
津波避難ビルとは
・JR阪和線を目標に東の高い所に逃げることが困難な場合の緊急一時避難場所です。
・頑丈で耐震性の基準を満たし、3 階以上の高さのある建物を市が指定しています。
・入口付近などに津波避難ビル看板を掲示しています。
・津波避難ビルの場所等を事前にご確認ください。
津波避難ビル一覧はこちら
津波避難ビルと津波避難ビル看板のイメージ
留意事項
・指定施設(民間マンションなど)の階段部分や廊下、屋上等での避難となります。
・避難所(生活する場所)ではないので備蓄物資は保管していません。
2次避難とは?
JR阪和線を目標に東の高い所へ避難したあとに、津波の影響のない避難所へ移動することです。
市では、令和7年2月に2次避難についての方針をまとめました。
津波避難対象地域・津波注意地域と津波避難行動
津波避難対象地域や津波注意地域を事前に確認のうえ、強い揺れや長い揺れを感じたときは、身体の安全を確保し、揺れがおさまったらテレビやラジオなどで情報を収集しすぐに避難ができるよう備えておきましょう。
津波避難対象地域(国道26号や阪堺線より海側)
「大津波警報」、「津波警報」発表の場合
直ちに避難を開始してください。市から避難指示が出ます。避難指示が解除されるまでは避難場所に留まってください。
「津波注意報」発表の場合
海岸や川の河口付近にいる方は、その場から離れてください。
津波注意地域(津波浸水想定区域より東側で、標高6.8メートルより低い地域)
「大津波警報」発表の場合
想定を上回る津波が発生した場合、市から避難指示が出ます。直ちに避難を開始してください。
「津波警報」発表の場合
テレビやラジオなどで津波に関する情報収集に努めてください。「大津波警報」に更新され、想定を上回る津波が発生する可能性も考えられるため注意してください。
津波避難対象地域と津波注意地域の地図
津波避難対象地域と津波注意地域の拡大図はこちらへ(PDF:179KB)
地震発生から津波避難までの行動をまとめた図
地震発生から津波避難までの行動の拡大図はこちらへ(PDF:115KB)
災害時の情報発信
災害時にはテレビやラジオだけでなくさまざまな情報伝達手段を用いて、市民の皆さんに情報発信を行います。
停電などにより情報が受信できないことも想定し、電池式ラジオなどからも情報を入手できるように備えておきましょう。
防災スピーカー
防災スピーカーやサイレンを通じて、気象警報や避難指示などの避難に関する情報等をお知らせします。
防災スピーカーの放送が聞こえにくかった場合は、気象警報や避難所の開設、避難情報の発令などの防災情報を電話で確認することができる「防災情報テレフォンサービス」(電話番号: 050-5536-6956)を活用してください。
※通話料金がかかります。
サイレン音
サイレン音(ウー)1分、無音5秒を、約5分繰り返した後、避難音声を流します。その後、サイレン音(ウー)、無音を繰り返します。

とても大きい音が流れますので、再生の際は音量にご注意ください。なお、このサイレン音を複製・録音するなどして、みだりに吹鳴することを禁じます。
携帯電話などへの情報発信
携帯電話などには、市や気象庁から緊急速報メールなどが配信されます。
| 自動配信 (緊急速報メール) |
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|---|---|
| 登録によって配信 (おおさか防災情報メール、大阪防災アプリ、堺市公式SNSなど) |
|
災害時に必要な情報を受け取るには
大阪防災アプリや堺市公式SNSなどへの登録方法を確認し、すぐ利用できる状態にしておきましょう。
詳しくはこちらをご確認ください。
津波から命を守るために
津波ハザードマップ(校区別)を活用しましょう
平成25年度に津波浸水のおそれのある沿岸部の各小学校区において、地域の皆さんと共にワークショップを開催しました。ワークショップでは地域の視点で検討した避難経路や避難目標、津波避難ビルなどを掲載する津波ハザードマップを作成しました。
日頃から目のつく所に貼り、避難訓練の時などに活用しましょう。
標高表示サインを確認
日頃から地域の標高を意識し、いざという時の避難に役立てることができるように標高を表示する看板【※2】、【※3】を津波浸水想定地域を中心に設置しています。
この看板は、設置している地盤面の標高を示したもので電柱に設置しています。
【※2】 (一例) 堺区標高表示サイン
【※3】 (一例)西区標高表示サイン
津波避難8ヵ条
地震発生後、約100分で1mの津波が到達すると想定されます。あわてずに落ち着いて避難しましょう。また津波は何度も押し寄せてきます。
津波注意報の解除など安全が確認できるまで津波の影響のない避難所等に留まりましょう。
(1)地震の揺れを感じたら津波に注意!
地震の揺れを感じたら、まず身体の安全を確保しましょう。安全が確保されたら津波に関しての情報を確認しましょう。
(2)テレビやラジオ、携帯電話などで正しい情報を!
テレビやラジオ、堺市LINE公式アカウント、堺市危機管理室Xなどを活用して、正確な情報を入手しましょう。
(3)避難情報が出たらすぐに避難!
テレビ・ラジオや堺市LINE公式アカウント、堺市危機管理室X、防災スピーカーなどで避難情報が出たら率先して避難しましょう。たとえ避難情報が出る前でも早めの自主避難を心がけてください。
(4)避難は徒歩で!
車での避難は、渋滞・混乱を引き起こし逃げ遅れたりするので避け、徒歩で避難しましょう。
(5)海岸や川には近づかない!
海岸に近づかないことはもちろん、津波は市街地よりも川を速くさかのぼりますので、できるだけ川に近づかず避難しましょう。
(6)地域での協力が大切です!
避難の時にはご近所にも声をかけ合い、みんなでケガや病気の方などの手助けを行い、地域で協力し合う避難を心がけましょう。
(7)お年寄りやお体の不自由な方などの避難に協力を!
避難する時に、お年寄りやお体の不自由な方を見かけたら、地域で協力しましょう。また、長い距離を歩くのが難しい場合は、緊急一時避難場所として近くの津波避難ビルへ避難しましょう。
(8)水が引いても安全が確認できるまで戻らない!
津波は第1波、第2波と何度も押し寄せてきます。津波注意報の解除など安全が確認できるまで津波の影響のない避難所等に留まりましょう。
堺市津波避難計画
浸水想定地域内で地域の皆さんと共に開催した津波避難に関するワークショップなどを踏まえ、迅速かつ的確な避難行動に資するよう地域毎に避難目標や避難経路などの避難方策を明確にし、津波避難の基本的事項を定めたものです。
津波警報等発表に伴う緊急一時避難後の避難方針(2次避難)
津波からの避難⾏動の基本である「1メートルの津波が到達する約100分までにJR阪和線を⽬標に東の⾼い所へ徒歩で避難」を⾏ったあとの避難所への避難⽅法を津波避難⽅針図にまとめています。
⾃宅や職場が津波からの避難が必要な地域にあるのかを確認し、避難⽬標やその後向かう避難所についても考えておきましょう。
図や表による説明が含まれているため、視覚障害者のある⽅などは、危機管理室防災課(TEL:072-228-7605)までお問い合わせください。
津波避難方針図
避難方針
各校区が目標とする避難目標とそこから向かう避難所
避難⽬標と避難⽅向
津波から避難する地域と避難目標、避難先となる避難所一覧
避難目標と避難先
津波避難への取組(自助・共助による訓練)
津波避難では、住民自らが主体的に迅速かつ確実に避難を行うことが重要です。
地元の皆さんが中心となって津波避難訓練などの取組を進めています。
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